2017/05/23 15:35

足に網目模様が浮き出る網状皮斑。子どもの発症原因とは?

血液の循環が良くないと下半身に網目状の模様が浮き出ることがあります。これが網状皮斑です。網状皮斑が体質上現れやすい人がいる一方、病的な意味合いから症状が現れる場合もあります。今回は網状皮斑について解説します。

網状皮斑とは?

下半身の皮膚を中心に赤紫色の木の枝の様な模様、もしくは網目状の模様が見られる症状が網状皮斑(もうじょうひはん)です。網状皮斑はヘリドーと呼ばれることもあります。冷えなどが原因で血流が悪くなり、十分な酸素が血液に含まれないことで毛細血管の拡張が起こり、皮膚に模様が生じることがあります。普段から打撲や摩擦で内出血になりやすい方や、血管系が弱い方に多く見られます。

網状皮斑の症状

網状皮斑には、以下の3つのタイプがあります。種類により症状の現れ方や発症要因が異なります。

(1)大理石様皮斑
一過性の網状皮斑が、大理石様皮斑(だいりせきようひはん)です。皮膚に現れるのは網目状の模様である場合が多く、冬の寒い時期に起こる寒冷刺激により発生します。外気温の上昇により、自然に消える場合が多いです。子どもに見られる網状皮斑の多くは、大理石様皮斑だといわれており、病的な意味合いは必ずしも伴わないことも多いです。

(2)分岐状皮斑
持続的であると同時に不規則な網目状の皮斑は、分岐状皮斑(ぶんきじょうひはん)に分類されます。分岐状皮斑の場合、赤紫色のあざのようなものや小結節が見られ、これらが潰瘍化する場合もあります。血管に器質的な障害が起こり、血管の周りに炎症細胞の浸潤(しんじゅん)が見られる他、真皮の下にある小動脈で発生するフィリン沈着や血管内皮細胞の膨らみ、器官の内側が狭くなるなどの症状が現れます。

(3)細網状皮斑
閉鎖的な網目状の模様の皮斑は細網状皮斑に分類されます。寒冷以外の原因がある場合が多く、外気温の上昇により症状が改善することはありません。分岐状皮斑と混在することも多く、分岐状皮斑と合わせて網状皮斑と呼ぶこともあります。

網状皮斑の治療法

寒冷により網状皮斑が発生している場合は、身体を冷やさないことが特に大切です。マッサージを行い、血行を良くし、うっ血を防止すると効果的です。子どもの場合は大理石様皮斑が多く、冷えが原因であることが多いですが、中にはそれ以外に原因があることもあります。原因が冷え以外の場合は、まずその病原を治療し原因を除去することが大切です。

今日の運勢

おひつじ座

全体運

好奇心のままに動きまわろう。興味のある所に顔を出すと、ワク...もっと見る >