2017/06/23 15:00

知っておきたい乳児脂漏性湿疹の原因と正しいケア

赤ちゃんに起こる乳児湿疹は一過性のものがほとんどですが、このうち過剰な皮脂分泌が原因で発生する湿疹を乳児脂漏性湿疹と言います。今回は、乳児脂漏性湿疹が発生するメカニズムと正しいケアについて解説します。

乳児湿疹とは?

赤ちゃんに発生する湿疹のことを、包括的に乳児湿疹と言います。乳児湿疹は一過性のものが多く、成長と共に消失する場合がほとんどです。しかし同じように湿疹を呈する病気として例えばアトピー性皮膚炎であることもありますが、早期に診断することは困難なこともあります。赤ちゃんに湿疹が見られる場合はかかりつけの小児科か皮膚科を受診しましょう。

皮脂が原因となる乳児脂漏性湿疹

乳児湿疹のうち比較的早い段階で現れる湿疹が乳児脂漏性湿疹です。生後間もない赤ちゃんは、新陳代謝が非常に盛んです。さらにママの女性ホルモンの影響が残っているため、皮脂の分泌が盛んで汗や皮脂が溜まりやすい状態です。しかし、毛穴は未発達なため詰まりやすく、これらが脂漏性湿疹を引き起こすと考えられています。

症状は首よりも上に発生し、特に頭皮、眉毛の中、額、頬にフケのようなものや赤い湿疹が現れます。頭皮に黄色いかさぶたが出来ることもあります。

脂漏性湿疹と見た目がよく似たものに、アトピー性皮膚炎があります。アトピー性皮膚炎は、良い状態と悪い状態を繰り返す慢性の皮膚炎です。アトピー性皮膚炎の場合は、免疫反応が異常に働くことが原因で発生し、乳児の場合は2カ月以上症状が続きます。脂漏性湿疹と異なり強いかゆみを伴うため、不機嫌や寝ない等の症状が現れることがあります。

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