2017/06/05 08:24

子どもの喉の病気「咽後膿瘍」に注意

咽後膿瘍(いんごのうよう)という病気をご存知ですか?咽後膿瘍は、大人より子どもに発症することが多い喉の病気として知られ、特に乳幼児期は注意が必要です。ここでは、咽後膿瘍の原因や症状、治療方法について説明します。

風邪などの感染症をきっかけに発生することもある咽後膿瘍

咽後膿瘍とは、喉の奥にある咽頭後壁(いんとうこうへき)という組織の内側に膿が溜まる病気です。
咽頭後壁の内側には、咽頭後リンパ節があります。乳幼児は咽頭後リンパ節が発達しているため、風邪などによる鼻や咽頭の炎症が波及して咽後膿瘍を起こしやすいと考えられています。しかし、咽頭後リンパ節は4?5歳頃から弱体化し始めるため、成人より子どもに発症しやすい傾向があります。

子どもの咽後膿瘍の症状と治療方法

子どもの咽後膿瘍の主な症状を、以下に挙げます。

・ 発熱
・ 食欲不振
・ 飲み込むことが困難になる(飲み込む時に痛がる)
・ 呼吸困難
・ 喘鳴(ゼーゼーと音が鳴る)
・ 首のリンパ節の腫れ

発熱や食欲不振、特に喉を痛がる・喘鳴などの異変に気づいたら、速やかに医師に診てもらいましょう。

咽後膿瘍の診断には、CTやMRIなどの画像診断が行われます。小さな咽後膿瘍や発生部位が限られている場合は、抗生物質による治療が有効です。しかし、症状が進行している場合は咽頭後壁を切開し、膿を排出する手術が選択されることが多いです。

<まとめ>
咽後膿瘍は、喉の奥の組織にあるリンパ節に膿が溜まる病気です。乳幼児に発症することが多く、発熱や食欲不振などの初期症状の他、進行して炎症が広がると飲み込むことが難しくなったり、呼吸困難に陥ることがあります。症状が軽い場合は抗生物質が有効ですが、進行している場合は咽頭後壁の切開および膿を排出するケースが多いです。
初期の咽後膿瘍に気づくことは難しいため、発熱や食欲不振がみられたら速やかに受診しましょう。

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