2017/06/05 14:24

子どもも発症する甲状腺の病気「橋本病」

橋本病は甲状腺の病気の一種で、まれに子どもに発症することがあります。橋本病になると甲状腺が腫れる他、甲状腺の機能低下に伴うむくみや皮膚の乾燥、寒がりになるなどの症状が現れることがあります。ここでは、橋本病の基本的なメカニズムや症状について解説します。

子どもにも発症することがある自己免疫疾患

橋本病は甲状腺に炎症が起こる病気です。一般的な炎症は、外部から侵入した細菌などの異物に対して起こる免疫反応によるものですが、橋本病の場合は免疫反応が自分の体の細胞に対して起こり、それに伴い甲状腺の組織が破壊されることが原因ではないかと考えられています。このように、免疫反応が自分自身の体に対して起こる病気を自己免疫疾患と呼びます。

橋本病の明確な原因は判っていませんが、遺伝的な要因に加えてウイルス感染やヨードの過剰摂取、ストレスなど様々な要因との関連性が指摘されています。

「むくみ・皮膚の乾燥・寒がる」が主な症状

子どもの発症率は低いですが、6歳以上の子どもにみられる甲状腺腫(甲状腺の腫れ)や甲状腺機能低下症(甲状腺ホルモンが不足する状態)の原因として橋本病が挙げられることがあります。

橋本病の影響により甲状腺が腫れても、明確に症状が現れることはあまりありません。しかし、甲状腺の腫れが大きい場合は、圧迫感を感じたり、食べ物が飲み込みにくくなることがまれにあります。

甲状腺機能低下症を起こし血液中の甲状腺ホルモンが不足すると、以下のような症状が現れます。

・ 顔や手がむくむ
・ 皮膚が乾燥する
・ 寒がりになる
・ あまり食べていないのに体重が増える
・ 便秘になる

また、橋本病に伴う炎症が一時的に強まり、甲状腺ホルモンの分泌が過剰になることがあります。その場合、発汗・動悸・体重減少などの症状が現れやすくなります。

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