2017/06/05 18:00

バセドウ病の概要

甲状腺ホルモンが過剰に分泌されるバセドウ病は、稀に子どもにも発症することがあります。発症例が多いのは思春期以降ですが、幼児に発症することもあります。ここでは、バセドウ病について説明します。

自分の体を攻撃する抗体

バセドウ病は、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気です。甲状腺内組織の活動が異常に活発になることにより、甲状腺ホルモンの分泌量が過剰になる甲状腺機能亢進症を起こす代表的な病気として知られています。

バセドウ病の原因は、自己免疫反応だと考えられています。通常、免疫反応は体外から侵入した異物に対して起こりますが、自己免疫疾患がある場合、自分の体に対して免疫反応が起こることがあります。バセドウ病は自己免疫疾患の一種であり、甲状腺に対する抗体が体内で作られます。自分の体を攻撃する抗体が作られる原因は明らかになっていませんが、遺伝因子や環境因子が関わっていると推測されています。

バセドウ病の子どもに現れる症状とは?

バセドウ病の代表的な症状を、以下に挙げます。

・ 甲状腺の腫れ(甲状腺腫)
・ 眼球が突き出る
・ 動悸、息切れ、脈が早い
・ 疲れやすい
・ 手指が震える

しかし、これらの症状が全て現れる患者は少ないです。バセドウ病の甲状腺の腫れは、甲状腺全体が腫れるという特徴があります。

また、子どもがバセドウ病を発症すると、以下のような症状が現れることがあります。
・ 集中力の低下、落ち着きがなくなる
・ 情緒不安定
・ 身長の伸びが促進される

集中力や精神の安定性が低下することにより、学力低下につながるケースも見受けられます。

子どものバセドウ病の治療においては、最初に内科的治療を選択されることが多いです。特に、甲状腺ホルモンの合成を抑制する薬の内服が勧められています。薬の副作用が現れるなど問題が生じた場合は、外科治療に切り替えることがあります。

<まとめ>
バセドウ病は、自分の体に対して免疫反応が起こる自己免疫疾患の一つです。子どもにも発症することがあり、集中力の低下や情緒不安定などの症状が現れます。子どもの場合、治療は甲状腺ホルモンの合成を抑制する薬の内服が優先されるケースが多いです。

今日の運勢

おひつじ座

全体運

反抗心が強くなりそう。その気持ちを自分のオリジナルなやり方...もっと見る >