2017/06/07 14:00

月齢が低いほど重症化しやすい急性細気管支炎

赤ちゃんが浅い息をしていないか、喘ぐような息をしていないか確認することが大切です。急性細気管支炎は様々なウイルスが原因になるため、それだけ発症する可能性が高いです。今回は、子どもの急性細気管支炎の症状と原因について解説します。

急性細気管支炎とは

急性細気管支炎は2歳未満、特に生後6カ月未満の乳幼児にみられることが多いです。空気は気管を通り、枝分かれした気管支へと流れ込みます。気管支は枝分かれを繰り返すにつれ、細くなります。最も細い部分を細気管支といい、この部分に炎症が起こった状態を細気管支炎といいます。月齢が低いと細気管支の成長が未発達であるため、炎症が起こった際に症状が出現しやすいといわれています。

急性細気管支炎の主な原因は、RSウイルスやパラインフルエンザウイルス、インフルエンザなどの感染が知られています。

急性細気管支炎の症状

初期の急性細気管支炎では、鼻水やくしゃみなどを伴い発熱します。進行すると多呼吸や激しい咳などを伴う呼吸困難に陥ることがあります。乳児は、呼吸困難や咳が起こってから48~72時間以内に呼吸困難が急速に進行することがあります。呼吸困難が進行すると、口の周りの皮膚が紫色になったり呼吸時に胸が陥没する陥没呼吸、呼吸時にゼーゼーと音が鳴るなどの症状が現れます。特にRSウイルスが原因の場合、生後数ヶ月の乳児は喘鳴などの症状が現れず、一時的に呼吸が停止する無呼吸が最初に起こることもあります。

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