2017/06/09 14:00

新生児が緊急的に手術を要する病気の一つ「先天性腸管閉塞」

先天性腸管閉塞は、生まれつき腸が途切れ閉鎖している病気です。出生24時間以内に胎便が出ないことや、嘔吐、黄疸などの症状から発見されることがあります。ここでは、先天性腸管閉塞の症状や手術について解説します。

生まれつき腸管が途切れている病気

先天性腸管閉塞(先天性腸管閉鎖)は、生まれつき消化管の一部が途切れている病気です。
途切れている部分により、以下の種類に分けられます。

・ 十二指腸閉鎖
・ 空腸閉鎖
・ 回腸閉鎖

また、複数の部位が途切れる多発閉鎖が認められることもあります。
なお、先天性腸管閉塞は低出生体重児に発症することが多く、新生児に手術を必要とする病気の一つです。

特徴的な症状は、「胎便が出ない・嘔吐・黄疸」

先天性腸管閉塞に伴う腸の閉塞は、以下のタイプに分類されています。

・ 膜様型(まくようがた):膜の様な物質のみで閉鎖している状態
・ 索状型(さくじょうがた):閉鎖部分が縄状につながっている状態
・ 離断型(りだんがた):腹腔内で小腸を包み支えている薄い膜(腸間膜)が欠けている状態
・ Apple peel型:腸間膜が広範囲に欠けている状態

腸管がこれらのような状態になると、ミルクや消化液が閉鎖している部分の手前に溜まるため、お腹が膨張して嘔吐してしまいます。嘔吐が続くと脱水症状が起こる他、腸に穴が空くことがあるため早急に治療する必要があります。

通常、新生児は生後24時間以内に胎便(新生児が排泄する粘り気のある便)を排泄しますが、胎便が出ないことをきっかけに発見されることがあります。また、黄疸を合併するケースも多いようです。

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