2017/06/10 14:41

子どもがかかると重症化することもある細菌性急性胃腸炎

食中毒の一種である細菌性急性胃腸炎は、細菌で汚染された食品や水を接種することが原因で起こります。今回は細菌性急性胃腸炎の主な原因菌と症状、そして治療と予防法について解説します。

様々な細菌が原因で起こる細菌性急性胃腸炎

細菌性急性胃腸炎は、細菌が発生しやすい暖かく湿度の高い時期に流行しやすいです。主な原因菌は、以下の通りです。

□サルモネラ菌
主に卵・肉などの食材や、ペットの排泄物から感染します。
半日~2日ほどの潜伏期間の後に強い腹痛・嘔吐・下痢・38~40℃の発熱などが起こり、約3日~1週間ほど続きます。

□腸炎ビブリオ菌
海水や海底の泥に存在する常在菌です。生もしくは加熱が不十分な魚介類を食べたり、海水浴で口や傷口から海水が体内に入ると感染することがあります。
潜伏期間は24時間以内で、強い腹痛や下痢・嘔吐が起こります。また、血便が出ることもありますが、発症後2~3日で自然に治まることが多いです。

□黄色ブドウ球菌
ヒトの皮膚や粘膜に存在する常在菌ですが、食品に付着すると急性胃腸炎の原因となる毒素を発生させます。
30分~6時間の潜伏期間を経て、腹痛・嘔吐・下痢などが起こります。

□カンピロバクター
鶏肉などからしばしば検出される細菌です。
約1~7日の潜伏期間の後に、腹痛・下痢・発熱・頭痛・悪寒・倦怠感などが起こります。初期症状は風邪に似ています。

□腸管出血性大腸菌O157
大腸菌の多くは無害ですが、家畜の排泄物から感染するO157などは腸管出血性大腸菌と呼ばれます。
O157に感染すると、4~8日の潜伏期間を経て強い腹痛・血の混じった下痢・発熱などが起こります。多くは5~10日で自然に治りますが、稀に溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症を合併することがあります。

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