2017/06/11 18:00

生活習慣や病気が関係する子どもの便秘

便秘は成人だけではなく、子どもにも起こり得ます。子どもの便秘は病気や体質、生活習慣などが原因で起こります。今回は、子どもの便秘の種類と原因について解説します。

子どもの便秘による腸への悪影響

子どもは大人と比べて腸が未発達であるため、便秘や下痢になりやすいといわれています。しかし、便秘を放置すると、次のような悪循環により慢性的な便秘になります。

(1)便秘により排便時に苦痛を感じる
(2)痛みを避けるために排便を我慢する
(3)便が更に固まり排便しにくくなる
(4)苦痛が増すため更に排便を我慢するようになる

このような悪循環により便が常に直腸内にある状態が続くと、便意に対して鈍感になります。そして、更に排便が困難になり便秘が悪化します。

子どもの便秘の原因

便秘には影に病気が隠れていることがあり、器質性便秘といいます。出生直後から便秘気味で、強い腹痛や嘔吐、体重が増えないなどの症状を伴う場合、先天性の病気が疑われます。便秘を伴う先天性の病気は、次の通りです。

(1)ヒルシュスプルング病
直腸や肛門の神経節細胞が欠如し、排便が困難になります。神経節細胞は、消化管の蠕動運動を司る細胞です。

(2)鎖肛
直腸や肛門の奇形で、肛門が完全に開いていないために排便が困難になる病気です。産まれてすぐに発覚します。

他にも便秘を症状とする病気は多岐に渡るため、便秘が続く場合は医療機関を受診しましょう。

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