2017/06/14 14:27

新生児にみられる動脈管開存症

新生児には、出生後に速やかに消失する組織や仕組みがいくつかあります。動脈管開存症は、大動脈から肺動脈に血液が流れることで心臓に負担がかかる病気です。心不全を起こして命に危険が及ぶこともあるため、早期に治療を開始する必要があります。今回は、新生児にみられる動脈管開存症の症状と治療について解説します。

動脈管開存症とは

動脈管とは、胎児の肺動脈と大動脈を繋ぐ血管のことです。出生後は肺呼吸に切り替わるため動脈管は不必要になり、生後2~3週までに閉鎖します。動脈管が閉鎖せず残っている状態を、動脈管開存症といいます。一部の血液が大動脈から肺動脈へと流れるため、心臓に負担がかかります。また、動脈管が太く大きく開いていると、それだけ流れる血液量が多くなるため、心臓への負担が大きくなります。

動脈管開存症の症状と診断

心臓に負担がかかることで、次のような症状が現れることがあります。

(1)呼吸が荒く、速くなる
(2)母乳やミルクを飲む量が少ない
(3)母乳やミルクを飲んでも体重が増えない
(4)多汗

これらの症状は、心臓が十分に機能していない状態(心不全)の時に起こるため、すぐに治療が必要になります。動脈管開存症を起こしていても症状が現れず、健診の際に心臓の雑音が確認されることで発覚することもあります。診断には、心臓部のエコー検査や胸部レントゲン、心電図などが適用され、動脈管の太さや心臓への負担の程度を判断します。

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