2017/07/10 08:10

博報堂生活総合研究所が『こども20年変化のポイント』を公開

小学4年生から中学2年生の子どもたちを対象とした調査

博報堂生活総合研究所は1997年から10年毎に小学4年生から中学2年生の子どもたちを対象として「1997年・2007年・2017年」にほぼ同じ質問内容のアンケート調査を実施してきました。今回は1997年~2017年の20年間の間に「少子化の進行、共働き世帯の増加、教育の脱ゆとり転換、デジタル環境の向上、東日本大震災の発生」などさまざまな事象が生じ、日本の子どもたちを取り巻く環境は大きく変化してきた中、様々な子どもたちの実像が見えてきました。その20年の調査結果から変化が顕著であった『こども20年変化のポイント』が公開されました。

【調査概要】

調査手法:訪問留置自記入法
調査対象:小学4年生〜中学2年生の男女
調査時期:2017年2月15日~3月21日
調査地域:首都40Km圏
調査人数:首都圏800人

※1997年・2007年の調査概要は下の参考サイトにあるプレスリリリースPDF P.7参照

1997年~2017年の「こども20年変化」のポイント

【自己認識】

豊かさ実感&幸福度、過去最高に

・自分は幸せな方だ:97年 77.6% → 17年 91.4% (+13.8pt) ※過去最高
・自分のくらしは豊かな方だ:97年 65.7% → 17年 82.0% (+16.3pt) ※過去最高

☆どちらも過去最高となっており子ども達の豊かさ・幸せ感が高まっていることがうかがえます。

【価値観】

重視することで勉強が遊びを逆転

・遊びより勉強が大事:97年 36.5% → 17年 58.1% (+21.6pt) ※過去最高
・勉強より遊びが大事:97年 62.7% → 17年 41.9% (▲20.8pt) ※過去最低

☆今回初めて「勉強」が「遊び」を上回り、また「勉強」が過去最高となりました。

【家族との関係】

尊敬度合いでお母さんがお父さんを逆転

・お母さんを「尊敬する人」:97年 54.8% → 17年 68.1% (+13.3pt) ※過去最高
・お父さんを「尊敬する人」:97年 59.7% → 17年 61.5% (+1.8pt) ※ほぼ変わらず

☆お父さんを「尊敬する人」は2007年から減少。
一方お母さんを「尊敬する人」は過去最高となり今回初めてお母さんがお父さんを上回りました。

【家族との関係】

どんどん近づく親子の距離

・自分の部屋にお父さんやお母さんが入ってくるのはいやだ:
97年 46.0% → 17年36.6% (▲9.4pt) ※過去最低

・家族に言っていない秘密がある:97年 50.3% → 17年 34.3% (▲16.0pt) ※過去最低

☆どちらも過去最低となっており
子どもと家族との関係や距離感が近づいている様子がうかがえます。

【大人との関係】

大人から叩かれた経験は過去最低に

・お母さんにぶたれたことがある:97年 79.5% → 17年 48.6% (▲30.9pt) ※過去最低
・学校の先生になぐられたことがある:97年 18.9% → 17年 1.6% (▲17.3pt) ※過去最低

☆いずれも過去最低となり「お父さん/お母さんにぶたれたことがある」については、今回初めて50%を下回りました。

【友達との関係】

友達の数は過去最高に

・友達の数(平均値):97年 50.7人 → 17年 77.3人 (+26.6pt) ※過去最高

☆友達の数平均人数は77.3人で今回が最高になりました。

【お金・消費】

お小遣いをもらっている子は減少。新商品への興味は低下

・お小遣いをもらっている:97年 78.9% → 17年 63.0% (▲15.9pt) ※過去最低
・新商品が出るとすぐほしくなることが多い:97年 56.4% → 17年 41.6% (▲14.8pt) ※過去最低

☆お小遣いをもらっているが過去最低となりました。また新商品の関心について聞いたところ「流行に関心がある」は55.4%。「新しい商品があると欲しくなることが多い」が41.6%となり、それぞれ過去最低になりました。

【情報環境】

流行への興味は低下。気になる情報は自分で調べる

・情報は、はやっているものを人よりも早く知りたい方だ:97年 63.8% → 17年 45.9% (▲17.9pt) ※過去最低
・興味のある話は人に聞くより自分で調べる:97年 38.8% → 17年 63.3% (+24.5pt) ※過去最高

☆情報への関心はそれぞれ過去最低になりました。また「新商品への関心」の調査結果とも照らし合わせると新商品や情報に関してあまり関心や興味を示さなくなった子ども達の様子がうかがえます。

【情報環境】

デジタル機器・サービスは急速に浸透(2017年のみ)

・インターネットを利用する時のデバイスは、スマートフォン 56.4%、ゲーム機36.4%、パソコン 33.8%、タブレット 31.6%の順・ネットサービス利用度は、検索サイトを利用する 86.6%、動画共有サイトで動画を検索・閲覧する 80.5%の順

☆子ども達にインターネットを利用する際にどんな機器を使用しているのかを聞いたところ、「スマートフォン56.4%」。次いで「ゲーム機36.4%」→「パソコン33.8%」→「タブレット31.6%」となりました。(※自己所有・家族所有は問わず)。なお「インターネットを利用していない」は6.1%となりました。

※図解による調査結果や【インターネットによって提供されているサービスの利用状況】、【(参考)各質問項目の変化について】、【(参考)1997年→2017年であまり変わっていない項目の例】は下の「参考サイト」のリンク先にて確認出来ます。

参考サイト

株式会社博報堂
博報堂生活総合研究所 プレスリリース(PDF)

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