2018/02/02 06:00

いまやハイドメイド最大マーケットに…「ミンネ」誕生秘話

 
「ライフワークや趣味の延長で赤字になってしまう人もいますが、 採算 を意識しない人は続かないでしょう。自分の商品の適正価格も知っておく必要があります。同業者の値付けをリサーチするなど、一般企業と同じような 見積もり の感覚を持つことが、この 在宅ワーク には欠かせないのです」
 
そう語るのは在宅ワーカーの支援をする「フラウネッツ」理事長の宮田志保さん。在宅ワーカーとは、おもにインターネットを使って仕事をする個人事業主のこと。介護中や子育て中でも、自分で時間の管理をしながら在宅ワークができるため、希望者が増えている。
 
「ミンネ」と「テトテ」は、個人間で作品を売買するハンドメイドマーケットサイトの1つ。その役割は、出品者と消費者がスムーズに取引できる仲介とハンドメイド作家の支援。手数料は売買金額の1割と良心的だ。
 
ミンネは、サービス開始2年後の'14年に、作品・作家数とも国内第1位になり、'17年には年間流通総額100億円を突破。ハンドメイドブームの火付け役だが、実は社内コンペで1人の 手芸好きの男性 のアイデアで誕生したという。生みの親であるGMOペパボの阿部雅幸さんに聞いた。
 
「ミンネは手芸作品を売る 青空市場 から着想を得ました。ここをきっかけに才能を開花させ、本まで出すなど、活躍の場を広げている作家さんがたくさんいますよ」(阿部さん・以下同)
 
面白いのが作家の「なぜ売れないの?」という相談にも乗ってくれるところ。
 
「とにかく気軽な気持ちで、質問をよせてください。ふだんは自宅でコツコツ作っている方にモチベーションを上げていただくため、『ハンドメイドマーケット』を開催したり、東京都世田谷区や神戸、福岡にアトリエを開き、勉強会なども開催しています」
 
地方自治体とのコラボも増えていて、2月には奄美市で「あまみハンドメイド大賞」を開催する予定だ。
 
「奄美市は『フリーランスが最も働きやすい島化計画』という施策を進めていました。どこででもできるという利点を生かして支援に一役買えたらと」
 
まずは、どんな作品が売れているのかサイトをのぞいてみよう。もしかして昨日作ったあなたの作品のほうが――。

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