2018/02/23 12:00

『ボンカレー』が国民食になるまで 2キロのホーロー看板15枚を抱えて1日60件営業

 発売翌年の5月には、アルミパウチに改良され、消費期限が2年に。全国発売に乗り出し、PRのためにホーロー看板を使った。当時、約20人の営業マンが、1枚の重さ約2キロのホーロー看板15枚を抱え、小売店を1日60件以上回り、『ボンカレー』を置いてくれる店の軒下に、持参した金鎚(かなづち)で打ちつけていった。取りつけたホーロー看板の数は、数年間で9万5000枚にものぼった。

 そして、『ボンカレー』が不動の人気を築くきっかけが、’72(昭和47)年、落語家・笑福亭仁鶴が出演した、時代劇『子連れ狼』のパロディーCM。“3分間待つのだぞ”という台詞が流行し、レトルトカレーの食べ方も一気に浸透。翌’73年には年間販売数量1億食を達成し、1年間で国民1人につき1食は食べているほどの人気商品となった。

こだわりの手作りと箱ごとレンジに進化

 発売以来、“お母さんのカレー”をコンセプトにしてきた『ボンカレー』。玉ねぎ、にんじん、じゃがいもが入り、炒めた小麦粉が香ばしく、ドロッとしているのが特徴。発売当初より具材は変わらず、工場では冷凍野菜ではなく、生の野菜を人の手作業で皮をむいたり、芽をとったりして、手作りの食感と風味を出す工夫をしている。

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