2019/02/02 09:00

石油産業の近代史 中東の産油国はなぜ欧米資本の独占から逃れられた?

『図解でわかる 14歳から知る影響と連鎖の全世界史』(太田出版/大角修、インフォビジュアル研究所・著)
『図解でわかる 14歳から知る影響と連鎖の全世界史』(太田出版/大角修、インフォビジュアル研究所・著)
世界経済が逼塞するなか、日本のみならず世界が熱い視線を送るのがオイルマネー。中東の産油国は、今でこそ潤沢な国有資産を誇りますが、石油の利権は当初、欧米資本に独占されていました。中東の国々は、どうやって欧米各国と対等に渡り合えるようになったのでしょうか? 『図解でわかる 14歳から知る影響と連鎖の全世界史』(太田出版/インフォビジュアル研究所、大角修・著)では、このように説明しています。

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1859年のペンシルベニアのタイタスビルの荒野で、エドウィン・ドレークが油田を掘り当てました。これまで地上に滲み出ていたロック・オイルを、岩塩採掘の技術で油層までボーリングし経済的に大量に噴出させたのです。このドレークの油田を、巨大な石油産業に育てたのは、ジョン・D・ロックフェラーでした。

彼は20歳で石油の卸売業を始めます。乱立のため過当競争に陥る石油業界を、石油精製から輸送・販売までを垂直統合し、1870年にスタンダード石油を設立。その12年後にはアメリカの石油の90%近くを扱う産業資本家へと成長します。

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