2017/12/11 07:40

舞台「江戸のマハラジャ」インドと江戸の下層階級の交流を描く【ネタバレ注意】

高橋秀樹[放送作家/日本放送作家協会・常務理事]

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座・高円寺1で、扉座公演『江戸のマハラジャ』を見た。我々日本人には群舞が魅力のインドダンスの高揚を見るべき芝居である。

江戸の長屋に船で流れ着いたインド人たちが、もう7年もすんでいた。インド人たちは同じ庶民どうし長屋の住人たちに溶け込み仲良くくらしている。そこに、長屋でインド舞踊が流行し、仕事を失った日舞の師匠(三宅祐輔)と、肥え担ぎから身を起こした岡っ引きの亀吉(岡森諦)がからんでくる。

亀吉は、役目上、禁を犯したインド人たちを捨てておくことが出来ない、というお話であるので、これは異文化の交流という話になるのか・・・と思うと、作演出の横内謙介の脚本がそれを気持ちよく裏切ってくれる。

役者たちは脚本に書いていないことをたくさん勉強しなければならない芝居であっただろう。ヒンドゥー教であるインド人の身分制カースト。バラモン、クシャトリヤ、ヴァイシャ、スードラ。その下のアチュート(不可触民・アンタッチャブル)・・・などなど。しっかりと理解しておかねば、芝居での扱うことは難しいはずだ。

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