2019/02/02 08:00

cover interview 戸田恵梨香

「現場で子供たちが聞いてくるんです。『楓先生、なんで戦争するの?』『なんで戦うの? やめればいいのにね』って。その純粋な声がグサグサ刺さって、もし今、戦争が起こったとしてもこの子たちだけは絶対に守らなきゃいけないと思いました。現場で子供たちが私たちを保母にしてくれたというか、成長させてくれました。よくお母さんたちが“子供が親にしてくれた”と言うのを耳にしますが、あぁ、こういうことなんだなって実感しました」

 戸田さん演じる板倉楓の通称は“怒りの乙女”。子供たちをないがしろにする国に怒り、先の見えない時代に怒り、ときにまとまらない保母たちや子供たちにも怒声を飛ばす。

「楓先生は怒るということで自分を律していた人だと思うんです。実際、楓先生は当時25歳という若さ。怒っていないと責任や戦争の恐怖に負けて立っていられなかったと思うんです。その姿勢はカッコいいなと思いました。それに怒るのと叱るのとは別物。楓先生は保母たちや子供たちに対して怒ってるんじゃなくて、叱ってるんです。そこにはその人を思って伝えているという愛がちゃんとあることをわかって欲しい。最近は、会社で若い人を叱るとすぐに辞めてしまうという話を聞きますが、受け取る側もそこには確かに愛があって、自分のためを思ってのことだと感じ取らなければいけないと思うんです。それこそ言葉というコミュニケーションツールを持つ人間ならではのいい部分だと思うんですよね」

今日の運勢

おひつじ座

全体運

頭でばかり考えようとすると、本当のことがわからなくなりそう...もっと見る >