2019/02/04 06:00

現地取材で感じた“胸の内”、揺れる中国経済の着地点は?

現地取材で感じた“胸の内”、揺れる中国経済の着地点は?
現地取材で感じた“胸の内”、揺れる中国経済の着地点は?

米国との通商問題に揺れる中国。現地では、経済改革や成長戦略がどうとらえられているのでしょうか。

1月に北京市と深圳市を訪れ、現地の企業経営者や経済専門家などの話を聞く機会がありました。今回は、筆者が感じた最新の中国事情をレポートします。


「量から質へ」の転換に揺れる中国

2018年の中国は「デレバレッジ(負債減らし)」政策に揺れました。この政策の趣旨は、経済成長の中身を「量から質へ」と転換させることであり、古い産業から新しい産業へ構造転換することです。

例を挙げれば、鉄鋼やアルミニウムなど従来型の素材産業への融資を増やさない、非効率な産業や企業への融資を減らして経済成長を牽引する付加価値の高い産業に積極的な融資を行う、といったことです。

しかし一方で、構造転換の行き過ぎが景気を悪化させるのではないか、といった懸念も高まりました。そこで2018年秋以降、中央銀行である中国人民銀行は市中銀行の預金準備率(人民銀行に預ける預金に対する比率)を引き下げて流動性を高めたほか、政府は積極的な財政政策や大規模な減税を実施するなど、景気下支えに軸足を置く姿勢を鮮明にしました。

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