2019/02/23 08:00

また保活は嫌!転校しない“エリア限定”家探しのコツ4選

また保活は嫌!転校しない“エリア限定”家探しのコツ4選
また保活は嫌!転校しない“エリア限定”家探しのコツ4選

22万組以上の住宅選びの相談に応えてきたスーモカウンターが、住まいの悩みに答えるシリーズ。今回は、住宅・不動産総合サービス「SUUMO」の田辺貴久・副編集長がお答えします。

【相談者のお悩み】
墨田区に住む31歳の会社員です。夫と子供2人(長男4歳、長女1歳)の4人で43平米の1LDK・賃貸マンションに住んでいます。結婚してすぐに住んだ賃貸マンションで1人目を産み、住みやすいこのエリアが気に入って、2人目も出産。上の子と同じ保育園に入れることができました。

ただ、子供の成長に伴い、家族4人で43平米の部屋ではさすがに手狭に感じるようになり、マイホームを購入したいと考えています。できれば今住んでいるところの近くで見つけたいのですが……。

上の子はあと2年で小学生になります。そのとき下の子はまだ保育園なので、エリアを変えるとなると、新しい地でまた保活をしなければならず、保育園に入れない可能性があるかもしれないと思うと不安です。下の子が小学校に入るタイミングを待つとすると、上の子が小学4年生になるので、転校させたくないなとも思います。

保育園や小学校を変えなくていいエリアに限定して、物件探しをしたほうがよいのでしょうか。

【相談者プロフィール】

  • 本人:妻31歳(会社員)
  • 家族:夫35歳(会社員)、長男(4歳)、長女(1歳)
  • 現在の住居:賃貸マンション(墨田区・43平米)

田辺: ご相談ありがとうございます。今回は「エリアを変えられない場合の家探し」のポイントについて考えてみましょう。

増加する子育てファミリーの悩み

最近、今回の相談内容に似たようなご相談が増えてきています。保育園に入れた状態で、通えない範囲にエリアを広げて家探しをする気持ちには、なかなかなれないかもしれません。

相談者は、現在4歳と1歳のお子さんがいらっしゃいます。お子さんの進学に影響が少ないタイミングで住み替えをするとなると、下のお子さんが中学校に入学するタイミングまで待つことになります。そうすると、10年以上先になってしまいますね。

もしくは、上のお子さんが小学校に入学するタイミングまでに住み替えるとすると、2年以内となりますが、その場合は今の保育園からの転園が必要になります。

もし、転校・転園になることも許容できるのであればエリアを問わず探せますが、「小学校・保育園が変わらないこと」が第1条件であれば、やはりエリアを限定して物件を探すことになります。

エリア限定の家探しの注意点

今の保育園に通える範囲、あるいは小学校の学校区内など、狭いエリア限定で物件を探す場合、マンションでも一戸建てでも、「5年経っても条件に合った物件が出てこない」というケースもあります。なるべく早めに物件を探し始めるのがオススメです。

物件を探す際、なるべく幅広い選択肢を候補にしたほうが良いかもしれません。たとえばマンションか一戸建てかは、なんとなくの思い込みでどちらがいいかを絞り込みがちですが、どちらがより自分の家族にとって合うのか、メリットが多いかで比較してみると良いでしょう。

たとえば一戸建ては、子供の足音や声が響かないなど、上下階の居住者に気を遣うことが避けられるというメリットがあります。一方、マンションはセキュリティ性が高く、同世代の子育て世帯が集まることも多いため、コミュニティができやすいというメリットもあります。

マンションはとにかく見て回るべし

マンションを検討する場合は、将来的には買い替えや賃貸に出すことも含めて検討することがポイントです。まずは築年数を問わず、中古も新築もとにかく見てみましょう。

特に新築マンションは、エリア限定となると条件に合ったものが出てくるケースのほうが少ないと考えたほうがいいでしょう。また、エリアを広げてみたとしても、竣工と入学・入園タイミングを合わせるのはかなり難しいということも念頭に置いてください。

ただし、最近の新築マンションは「保育園付き」の物件や「認可外マンションの優先入園権付き」の物件もありますので、エリア外であってもそのような情報は知っておきたいところです。

認可外保育園は保育料単体でみると割高と感じるかもしれませんが、住宅ローンの返済・管理費・修繕積立金などの月々の固定費と合算するといくらかかるのかなど、総合的に考えてみましょう。

また、間取りプランについても幅広く見てみることがオススメです。たとえば、もし3LDK以上の物件を希望されているとしても、2LDKなど他の間取りプランもぜひ見てみてください。

近年では「リビング学習」が注目されるなど、親の目が行き届く場所で子供が勉強したり、遊ぶという家庭も増えています。「リビングに隣り合って引き戸などで仕切られた居室がある」などの配置に着目してみると、部屋数が少なくても家族4人で暮らすぶんには問題なく、コミュニケーションがとりやすいというメリットも十分あります。

まずは見学して、使いやすそうな間取りかどうか、イメージしてみましょう。子供に個室を与えたい、下の子が高校生になってエリアの縛りがなくなるなど、ライフスタイルに変化があった時に、そのタイミングで売ったり貸したり、またリフォームを検討できるのも持ち家のメリットです。

建て売り以外にも視野を広げよう

小さいお子さんのいるファミリーには、一戸建ても人気です。エリア限定で一戸建てを検討する場合は、新築建売物件だけでなく、土地を買って注文住宅を建てるという選択肢も検討してみましょう。

希望のエリアに土地が見つかっても、狭い土地や古家付きの土地、変形地など、条件に合わないと検討対象から外してしまいがちです。しかし、工夫次第で住みやすい家を造れるのが注文住宅の大きなメリット。見送らずに一度検討してみると、「工夫すれば住みやすい家が建てられる」ということがあるケースも多いのです。

注文住宅の場合は総額がわかりにくい点を不安に上げる方も多いですが、土地の検討中(契約前)であっても、その土地を前提にした建物の間取りプランと建築費用の見積もりを建築会社に出してもらうことが可能です。そのプランを見て、住みやすさなどをイメージしてから、その土地に購入するのか見送るのかを決めることもできます。

「注文住宅は高そうだから無理」というイメージもあるかもしれませんが、整った土地に建てられることの多い建売分譲に対し、注文住宅は狭い土地や変形地でもプランの応用が効くため、結果的に価格的なメリットが生まれるケースも多いのです。


エリアを限定してマンション・一戸建てを探すポイントについてご説明してきましたが、まずは今のエリアの相場を知るためにも、1日でも早く家探しをスタートすることが肝心です。

そうはいってもまずは何から始めればいいのかわからず、ただ闇雲に自分で物件情報だけを探していても、時間だけが過ぎ、タイミングを失ってしまうことにもなりかねません。そんな時は、「スーモカウンター」のような“家探しのプロ”に相談してみるのも一法です。

エリアを限定して探す場合、物件数はどうしても希少になります。プロに相談しておくと、その地域に強い建築会社や、完売物件のキャンセル住戸など、自分だけでは見つけにくい情報を手に入れやすいです。

また、注文住宅を建てる土地を検討するために建物のプランを建築会社に出してもらうのも、見積もりを見てから断るのも気後れするかもしれません。スーモカウンターであれば、この点も代行してくれるので、安心して任せることができます。

物件や建築会社の情報だけでなく、専属のアドバイザーがつき、相談者のご家族のライフプランを具体化・整理してみて、お子さんの進学に影響の少ない時期がないか、本当にエリアが広げられないかなども、一緒に考えてくれます。

(スーモカウンター)



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