2017/08/29 18:30

「少し欲が出てきた」あなたに贈る“投資3年目”の心得

「少し欲が出てきた」あなたに贈る“投資3年目”の心得
「少し欲が出てきた」あなたに贈る“投資3年目”の心得

読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。

投資信託についておうかがいします。「自分の小遣いの範囲で」と思い、3年ほど前にはじめて投資信託を買いました。はじめは100万円台からでしたが、安全だとわかったので現在は280万円ほどになっています。定期預金にしていても増えないので、ほかの預金も投資信託に充てようかと思っています。

自分なりに考えて今は6種類ほどの投資信託を買っていますが、買い増しするにあたって、あまり種類を増やさないほうがよいのでしょうか? 現在買っているものは、毎月の分配があり、配当が高いという点だけでは選んでいないつもりです。安全性の高いものや、人気順位の高いもの、落ち着いているものなどを買っています。ある程度、配当金もあるので多少欲も出てきています。大切なお金ですので、動かせるお金に限って買ってるつもりです。

ちなみに私も主人も働いていて、毎月生活できるだけの収入はあります。種類をあまり増やさないほうがよいのか。また、買い戻しをするタイミングについても教えてください。
(50代後半 既婚・子供2人 女性)

深野:現在保有している6種類の投資信託で、どのような投資対象を選ばれているのかはわかりませんが、質問の内容から察するに投資対象の分散が行われていると思われます。

分散が行われているのであれば、新たな投資対象、つまり7種類目の投資信託を購入するよりも、現在保有している商品を買い増したほうがよいでしょう。

新たに投資信託を増やさないほうがよい理由は、投資対象が増えると管理するのが大変になるからです。また6種類に分散が行われていれば、これ以上、種類を増やしても分散投資の効果が大幅に高まるわけではありません。

身の丈に合った投資を

同時に気になるのが、現在投資がうまくいっていることから、欲が出てきて投資にやや前のめりになっていらっしゃることです。

定期預金にしていても増えないというのは確かに事実ですが、ご年齢から考えると、積極的に投資を行うよりも、運用スタイルをそろそろ保守的に変更すべき時期に入りつつあるからです。

どんなに分散投資がうまくいっても、投資に“絶対”ということはありません。少し慎重になって、あるいは背伸びをすることなく、身の丈に合った投資を行ってほしいと思います。

あくまでも投資に回すのは、「余裕資金だけ」と心がけてください。

しかし、余裕資金を投資に回す場合は、タイミングを計った投資をすることは難しいと言わざるを得ません。まとまったお金を一度に投資するのではなく、何度かに分けた時間分散を活用し、買い増しされるとよいでしょう。

最後に気になったのが、人気順位の高いものを買われているとのことですが、人気順位を純資産総額の上位と言い換えると、ハイ・イールド債など、ご質問者の方が考えるよりもリスクの高いものを買われている可能性があります。今後、リスクの高い商品の買い増しには、少し慎重になられたほうがよい気がしてなりません。

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