2017/09/20 08:30

教育費はいくら必要?子育て世帯が続けられる貯金のコツ

教育費はいくら必要?子育て世帯が続けられる貯金のコツ
教育費はいくら必要?子育て世帯が続けられる貯金のコツ

子供を授かったら、気になり始める教育費と家計。「教育費をどう貯めたらいいですか?」「学資保険に入ったほうがいいですか?」「家計簿がなかなか続きません」「家計簿をつけても自己満足で終わります」といったお金の悩みをよく耳にします。子供の将来のために、家計のやりくりと貯金を実践するためには、どうしたらいいのでしょうか。子育てと家事に忙しいママでも簡単に続けやすい貯金の方法をご紹介します。

教育費を貯める3ステップ

子育ての中でもかなりの金額を占めるのは教育費。一人あたりの子供にかかる教育費は約1,000万円とも言われております。今回は教育費を貯める3つのステップをご紹介します。

<教育費を貯める3ステップ>
ステップ1:教育費の目標を決める
ステップ2:月々の貯金額を決める
ステップ3:先取貯金を実践する

教育費は、進路によって異なりますが、幼稚園、小学校、中学校……と必要なタイミングが見えてきます。予め把握し、計画的に早めにスタートすることがポイントです。それでは具体的にそれぞれのステップを見ていきましょう。

ステップ1:教育費の目標額を決める

教育費は、子供の進路によって大きく違ってきます。文部科学省「平成26年度子供の学習費調査」によると習い事や塾の費用も含めた教育費は、公立に進学した場合、小学校で約192万円、中学校で約144万円、高校は約123万円となります。高校の授業料には、「高校無償化」と言われる国の支援制度があります。正式には「高等学校等就学支援金」という名称。所得制限がありますが、高校の授業料が無料になるのでありがたい制度ですね。

次に大学の費用をみていきましょう。日本政策金融公庫による「教育費負担の実態調査結果」(平成28年度)によると国公立でも約485万円と大きな費用がかかります。

2人に1人が大学進学をしている時代ですので、今回は大学に進学することを想定して、まずは大学費用を目安に貯金を実践していきましょう。

日本政策金融公庫による「教育費負担の実態調査結果」(平成28年度)の大学の入学費用と在学費用の合計をご紹介します。

<大学費用>
(1)私立短大:約391万円
(2)国公立大学:約485万円
(3)私立大学文系:約695万円
(4)私立大学理系:約880万円

大学費用は進路によって大きく変わりますが、私立大学の場合、薬学部や医学部に進学をするとさらに費用がかかってきます。ここでは、私立大学文系の費用を目安に約695万円を貯金額の目標として、ステップ2に進みます。

※小学生~高校生までは学校教育費・学校給食費・学校外学習費(習い事など)にかかる費用も含まれています。
※大学は入学費用と在学費用が含まれています。入学費用は、受験費用・学校納付金・入学しなかった学校への納付金、在学費用には、学校教育費(授業料など)・通学費・家庭教育費などが入っています。

ステップ2:月々の貯金額を決める

ステップ2では、ステップ1で決めた695万円の目標額を貯めるために必要な、月々の貯金額を決めていきます。

(1)大学の教育費の目標を約695万円(私立大学文系の費用を目安)
(2)高校2年生の17年後を目標にする
(3)月々積み立てる金額を計算する(695万円÷17年間=月約34,000円)

695万円という金額は大きな金額なので、早くコツコツ積み立てることがラクに堅実に教育費を貯める方法です。大学に進学する場合は、高校3年生に受験や入学金など必要になってきますので、可能な限り高校2年生までを目標に教育費を貯めましょう。

出産後は、児童手当が、所得制限内の世帯では、中学校を卒業するまで支給されます。大学受験をする場合、貯金をしておくことがおすすめです。生活費で使ってしまわないように教育費として積み立てましょう。

ステップ3:先取り貯金を実践する

ステップ3では、いよいよ貯金を貯めるための方法を実践します。貯金の方法に正解はありませんが、子育て世帯で貯金が堅実にできている方の多くは「先取り貯金」を実践しています。先取り貯金とは、収入から先に貯金を引いて、残りで生活する方法です。

<先取り貯金のイメージ>
・月々の収入        - 貯金 = 月々に使っていいお金
・ボーナスなどの一時収入 - 貯金 = 使っていいお金

この方法であれば貯金が計画的にできるだけでなく、残りのお金は支出として使っていいお金となりますので、気持ち的にもラクになります。家計簿をつけなくても貯金ができるので、家計管理もラクになります。
では、さらに先取り貯金の具体的な方法は……

<先取り貯金の例>
・給与振り込み口座から自動積立定期預金をする
・会社の財形貯蓄を利用する
・貯蓄型の保険に加入する

などが代表的です。それぞれの特徴をご紹介しましょう。先取り貯金の方法としては、他に「確定拠出年金」などが挙げられますが、確定拠出年金は60歳まで引き出しができないため、教育費には適していません。

(1)手軽な「自動積立定期預金」
「自動積立定期預金」とは、銀行のサービスです。毎月決まった日に決まった金額を、普通預金から定期預金に自動的に移動させ、定期預金に貯金を積み立てていきます。例えば、給料日の翌日に積み立て、月に3万円、ボーナス月年2回にそれぞれ7万円貯めた場合、年に50万円貯めることができますね。

(2)給与天引きの「財形貯蓄」
銀行預金では「何かあったときにすぐ使ってしまう……」という方におすすめの方法は財形貯蓄です。お勤めの会社に確認して、財形貯蓄がある場合は、利用を申請しましょう。給与天引で積み立てるため、解約のハードルが上がります。

(3)万が一の保障もある「貯蓄タイプの保険」
保険は万が一の時の備えのために加入する子育て世帯が多いと思います。しかし、保険にはお金を貯めることができる「貯蓄タイプの保険」もあります。「学資保険」は昔から教育費に備えるための保険として有名ですね。貯蓄タイプの保険には

・学資保険
・低解約返戻金型終身保険 
・ドル建て終身保険
・変額保険

などがあります。いずれも「貯蓄」と「保障」備えることができることが、子育て世帯に人気の理由です。また、保険は途中で解約すると元本割れしまうデメリットがありますが、だからこそ「安易に引き出せない」=「貯金ができる」というメリットにもなって、大学の費用は「保険でなんとかなった」という声も寄せられます。さらには、生命保険には所得控除できる制度があります。

教育費の貯め方に正解はありませんが、ダイエットと一緒で続けやすく、簡単な方法がおすすめです。また、やみくもに貯金を実践すると、家計が苦しくなった時についやめてしまいそうになります。そのためにも、ムリのない範囲での貯金目標を決めることからはじめてみましょう。

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