2017/11/20 11:45

なぜイギリス東インド会社は植民地統治にピボットしたのか

なぜイギリス東インド会社は植民地統治にピボットしたのか
なぜイギリス東インド会社は植民地統治にピボットしたのか

前回の連載第18回の記事では、生まれたばかりのイギリス東インド会社(※通称EIC)がギルドのような組織だったこと、そして、ピューリタン革命と王政復古を経て、株式会社へと姿を変えたことを書きました。さらに1664年には複式簿記が導入されました。

それではイギリス東インド会社の経理・財務はどのようなものだったのでしょうか?

残された帳簿の数々

これはオランダ東インド会社(※通称VOC)にも言えることですが、EICのような大企業の特徴は史料の豊富さにあります。ロンドン本社の各部門の記録はもちろん、世界中の商館から本社に届いた書簡、理事会の議事録、そして帳簿の数々が残されています。企業の帳簿ほど、当時の経済を――ひいては、人々の暮らしを――今に伝えるものはないでしょう。

EICで複式簿記が導入されたのは1664年8月、同社が解散したのは1870年です。この200年以上の長期にわたり、EICの社員は帳簿を付け続けました。ロンドン本社の元帳39巻と、元帳に対応する普通仕訳帳56巻が現存しているそうです。それぞれ約100ページから数百ページに及ぶ、分厚い帳簿です。

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