2018/02/26 18:45

昨年終盤から続く「円高・ドル安トレンド」の“正体”

昨年終盤から続く「円高・ドル安トレンド」の“正体”
昨年終盤から続く「円高・ドル安トレンド」の“正体”

ドル円相場の値動きを予想するうえで、日米の長期金利差は重要な要素であり、少なくとも両者の連動性はここ数年間、高いものがありました。しかし、昨年11月以降、日米長期金利差の拡大に逆行する形で円高・ドル安が続いています。

この背景には何があるのでしょうか。また、今後もこの傾向が続くのか、探ってみたいと思います。

トレンドの起点は日銀総裁の発言

足元の円高・ドル安トレンドの起点となった昨年11月を振り返ってみると、13日に日本銀行の黒田東彦総裁がチューリッヒ大学での講演で、「リバーサル・レート」に言及しました。

要するに、金利を下げすぎると、銀行の経営が苦しくなり、金融仲介機能が阻害される。よって、金融緩和の効果がかえって反転(リバース)する可能性があるというのが、リバーサル・レートの基本的な考え方です。

黒田総裁がなぜ、このことに言及したのか謎ですが、市場では図らずも異次元緩和の限界を吐露したという見方が台頭。その後、黒田総裁が火消しに回り、市場で浮上した日銀の緩和縮小観測は、いったん沈静化したかに見えました。

今日の運勢

おひつじ座

全体運

集中力を発揮すると、思わぬ成果を上げられそう。何か一つ目標...もっと見る >