2018/03/26 20:00

1ドル=104円台に突入、円買いトレンドに乗るべきか

円高ドル安基調になかなか歯止めがかかりません。3月23日には、いよいよ節目の1ドル=105円を割り込んでいます。最近の円高ドル安の背景を確認しつつ、今後の展望にも触れたいと思います。

「米国保護主義=円高」の理由

ここもとの円高を牽引している材料は、主に2つあると考えられます。

1つ目は、米トランプ政権の保護主義的な通商政策に対する懸念です。ドナルド・トランプ大統領が鉄鋼・アルミ製品に対する輸入制限の指示文書に署名したのは3月8日でしたが、その直前には国家経済会議(NEC)のコーン委員長が辞意を表明。市場は、保護主義に邁進するトランプ政権の“防波堤”を失ったとの見方から、円買いという反応を見せました。

かつて、日米の貿易摩擦が大幅な円高を招いた経験から、条件反射的な円買いは理解できないこともありません。

ちなみに、1990年代前半~半ばにかけて、当時のクリントン政権が「日米包括経済協議」において、特に自動車分野で日本側に強い圧力をかけました。こうした状況下で、1995年には一時1ドル=79円台まで急激に円高が進んでいます。強硬な米国の通商政策が招いた円高の典型例といえそうです。

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