RIZAPグループのM&A戦略は未来の何に“コミット”?
RIZAPグループがM&Aの面でも存在感を高めています。
3月29日には、主婦向けのフリーペーパーである「リビング新聞」を発行するサンケイリビング新聞社の株式を取得し、子会社化することを発表しました。これは、昨年に買収した「ぱど」に続くフリーペーパー紙の買収です。
それ以外にもRIZAPグループはジーンズメイト、マルコ、夢展望のような小売業や、イデアインターナショナル、堀田丸正などのインテリア関連の卸業など、たくさんの上場企業を買収していることも話題になっています。
RIZAPグループは何を狙っているのか、その買収戦略をひも解いてみましょう。
発表翌日の株価は13.8%も上昇
昨年、フリーペーパー大手・ぱどを傘下に組み入れたと思っていたら、今度はサンケイリビング新聞社の買収を発表したRIZAPグループ。どちらも主婦層に向けたフリーペーパーに強い会社で、この2社の発行部数を合計すると2,000万部超の配布部数になります。