2018/04/05 11:30

「割り勘」でケチ呼ばわりされる人々

国際的にはマイナーな文化

さて本編に入る前に、2つほど前置きが必要です。「割り勘文化が国際的にみてマイナーであること」と「割り勘のやり方には大きく分けて2つあること」の確認です。

まず割り勘がマイナーであることの確認から。多くの文化では、飲み会の支払いを行う場面で「社会的立場が上の人」または「飲み会に誘った人」がすべての代金を支払います。さらに言えば中東や中国のように、割り勘の提案が失礼にあたる文化すら存在します。総じて言えば、割り勘はマイナーな存在であり、割り勘=ケチというイメージも存在します。

もうひとつ確認したいのが割り勘のやり方。一般的なのは「全料金を均等割で支払う」方法でしょう。しかし割り勘のなかには「各自が飲み食いしただけの料金を支払う」方法もあります。実は国語辞典でも、以上の2つの方法を併記している辞書が少数ながら存在するのです(精選版・日本国語大辞典など)。

そして割り勘にせよDutch treatにせよ、それが前者・後者のいずれの支払い方法を表すのかは「文脈による」としか言えません。この使い分けを徹底的に分析するのも面白い試みなのですが、おそらく本が一冊書けるほどの分析になるはずです。筆者の手には余る作業なので、今回は「割り勘の支払い方法は主に2つある」という大雑把な理解だけ押さえておきましょう。これは、ここから紹介するすべての割り勘表現に共通するお話です。

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