2018/04/09 20:00

為替市場は「貿易戦争」懸念を適切に消化できているか

為替市場は「貿易戦争」懸念を適切に消化できているか
為替市場は「貿易戦争」懸念を適切に消化できているか

3月下旬には一時、1ドル=104円台まで円高ドル安が進行したドル円相場。足元は1ドル=107円前後で推移しており、一時のような円高局面は一巡した感があります。

では、この先の為替相場どのように見通せばいいのでしょうか。各種の経済指標の動きや米政権関係者のコメントなどから、読み解いてみます。

雇用統計はFRBの望んでいた内容

4月6日に発表された米国の3月雇用統計は、過度な賃金上昇圧力は見られず、過度な雇用過熱も見られず、米FRB(連邦準備制度理事会)にとって満足のいく結果であったと筆者は感じています。

非農業部門就業者数は市場予想の中心値よりも弱い内容となりました(下図)が、FRB当局者がすでに2016年から「経済の安定成長(失業率の安定推移)には、月間で5万~10万人の雇用増で十分」と言ってきたことを考えますと、今回の3月の数字は決して弱いものではなく、正常の範囲と見ていいのではないでしょうか。

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集中力を発揮すると、思わぬ成果を上げられそう。何か一つ目標...もっと見る >