2018/04/16 11:15

広がる喫煙規制の波、「タバコ衰退論」の気になる行方

値上げしても売上高は減らない

タバコメーカーの事業拡大余地は大きく分けて3つあります。

1つ目に、価格弾力性の不思議があります。普通の食品の場合、大幅な値上げをすれば、顧客が逃げて売り上げが減ってしまうもの。しかし不思議なことに、タバコはその例外なのです。

値上げをしても、値上げ幅ほどは販売数量は減らない。むしろ、値上げをすると値上げ前よりも売上高は増えてしまうのです。

このメカニズムを利用して、財務省は大幅なタバコ増税を仕掛けています。税率を上げると、喫煙をやめる人が増える。それでもやめずにタバコを吸い続ける人もたくさんいる。結果、喫煙者人口を減らしながら増税効果が得られるというわけなのです。

欧米ではタバコ1箱が1,000円ほどもする国すらあるのですが、それでも喫煙者はなくなりません。この特性から、タバコ規制の強化がすんなりとタバコ会社の衰退論にはつながらない、というのが1つ目のポイントです。

グローバルに見れば成長産業

2つ目に、タバコはグローバルで見れば成長産業だということです。新興国を中心に喫煙人口は世界的に増えているのです。ゆえにタバコメーカーにとってもグローバル市場での販売権さえ確保できれば、事業は衰退するどころか成長させることができるのです。

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