2018/05/03 11:30

日本のビジネス界に伝わる商道徳の言葉~明治以降のCSR探訪~

日本のビジネス界に伝わる商道徳の言葉~明治以降のCSR探訪~
日本のビジネス界に伝わる商道徳の言葉~明治以降のCSR探訪~

日本のビジネス界に伝わる「商道徳」の言葉を、前後編の2回に分けて紹介しています。

前編では江戸時代の言葉を紹介しましたが、後編の今回は明治以降の言葉を紹介することにしましょう。CSR(企業の社会的責任)の概念が伝わる前の日本には、一体どのような商道徳が存在したのでしょうか?

「不趨浮利(ふすうふり)」広瀬宰平

三井住友銀行、住友化学、住友商事、日本電気(NEC)などの企業群から構成される住友グループ。その「家祖」とされる人物が書店・薬種業の富士屋を始めた住友政友(1585年~1652年)。そしてもう一人、グループの「業祖」とされる人物が、政友の義兄で、住友家の中核的事業となる銅事業を興した蘇我理右衛門(そが・りえもん、1572年~1636年)でした。つまり住友は、おおむね江戸初期に興った事業組織であり家系でした。

その住友家の事業が明治維新の時代に経営難に陥ります。

銅の産出高が減ってしまったうえ、土佐藩によって鉱山が差し押さえられてしまったのです。その鉱山について、維新後の政府に嘆願を行い、鉱山の再取得を実現し、その近代化を進めた人物が広瀬宰平(ひろせ・さいへい、1828年~1914年)でした。住友グループの近代化の祖とも言える人物です。

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