2018/06/04 18:30

30歳男性 月収47万円も借金400万で「結婚に踏み切れない…」

30歳男性 月収47万円も借金400万で「結婚に踏み切れない…」
30歳男性 月収47万円も借金400万で「結婚に踏み切れない…」

読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。

毎月家計が赤字で、奨学金やカードローンの返済で苦しいです。家計はマネーフォワードで管理していますが、何から改善していいのかわかりません。彼女が年下なので、デート代は毎回全額自分が払っているのですが、足りない部分を実はカードローンで埋め合わせしています。会社の同期は結婚したり子育てをしたりしているので、彼女もそういうことを気にしているんじゃないかと思いつつ、お金がないので結婚も考えられず、悩んでいます……。

〈相談者プロフィール〉
・男性、30歳、独身
・職業:会社員
・手取りの月収:47万円
・貯金:30万円
・負債:400万円(カードローン200万円、リボ200万円)

【家計の内訳】
・家賃:11万円
・食費:5万円
・水道光熱費:1万円
・通信費:3万円
・交際費:6万円
・趣味・娯楽費:3万円
・奨学金返済:3万円
・カードローン・リボ返済:7万円
・その他生活費:4万円
・生命保険:終身保険3万円(死亡保障1,500万円)、医療・がん保険1万円

FP:カードローンとリボ返済に加え、奨学金の返済もあり、毎月10万円が返済額となりますが、生活と貯蓄に充てられる金額は37万円もあります。一人暮らしで生活するには十分な金額なのに、貯蓄ができず借り入れに頼っているのは深刻です。

交際費、通信費、趣味・娯楽費などがいずれも高額で、すべてが必要な支出とは思えません。優先順位をつけ、気を引き締めて抜本的な見直しを図りましょう。

金利だけで年間約60万円の支出に

まず、カードローンやリボ払いは金利が15~18%程度と高いことを認識しましょう。

現在すでに残高が400万円と、金利だけで年間約60万円の支出になっています。毎月一定額を返済しても、使うことを繰り返すと、元金が減らず残高が増える一方となります。

今後は利用残高が増えないよう、クレジットカードをできるだけ利用しないようにし、デビットカードやプリペイドカードなどを活用して、自分の収入の範囲でやりくりできるようにしましょう。

また、毎月の返済のペースも上げていく必要があります。残高をなるべく早く減らすことが重要ですので、一括で返すためにご家族から借りるなど、正直に話し、協力が得られるようなら相談してみましょう。

いつまでも借金があると、彼女との結婚に尻込みしてしまう理由になりかねませんから、早めの完済を目指していきましょう。

月4万円の保険料、3,000円に抑えられる可能性も

借金に生活が圧迫されているので、今は高額な生命保険料を支払っている場合ではありません。

現在独身ですので、高額な死亡保障も不要と考えられますので、解約を検討し、借金の返済を優先させてほしいものです。もしかすると、解約返戻金やリターンがある仕組みに惹かれて加入しているのかもしれませんが、今はそういう状況ではありません。

一方で貯蓄が少なく、万が一病気になったら医療費などを支払うことが困難な状況だとお見受けします。高額療養費制度を利用しても、1か月で8万円を超える支払いがあれば、すぐに家計は破綻してしまいます。そのため、万が一の病気や事故に備え、医療保障、三大疾病への保障などを検討し、高額支出に備えたほうが賢明です。

とはいえ、30歳で医療・がん保険の保険料が月1万円というのは高額ですので、全体的に保障の内容を見直し、現状に一番合っている保障内容に変えることが、支出削減につながると思います。

健康状態にもよりますが、相談者さんの年齢ですと、月々の保険料が3,000~5,000円程度で十分な保障がある医療保険もありますので、見直してみましょう。

検討する価値あり、債務整理するとどうなる?

もし、支出を削減してみても返済が困難だとを感じたら、任意整理などの債務整理を検討してみてもよいでしょう。

法律家に手続きをしてもらわなくてはならないため、手数料がかかりますが、将来的な金利をカットし、元金のみを返済していく手続きです。すべての借り入れに対して手続きする必要はなく、保証人に迷惑をかける奨学金などは除いて手続きをするということも可能です。

手続きをすると、金銭的な事故があったと個人信用情報機関に登録されてしまうので、手続きの対象になった会社を含め、クレジットカード、住宅ローンなどの借り入れを一定期間利用できなくなります。こういったデメリットはありますが、借金がいつまでも返せないという悩みをお持ちであれば、手続きを検討する価値はあります。

借りては返すということを繰り返していると、あっという間にどこからも借りることができない状態になります。精神的にも追い詰められ、辛い思いをするでしょう。そうなる前に、何らかの手立てをしたいものです。

相談者さんは収入は多いのに借金の返済とやりくり下手が相まって、どんどんお金がなくなってしまう悪循環に陥ってしまっています。自分に必要なもの、必要でないものを客観的に考え、優先順位をつけていくということが習慣化できるようになると、次第に借金ではなく、貯蓄を増やしていけるようになるでしょう。この相談を機に本気の改善に取り組んでいただけばと思います。

mirai talkはマネーフォワードから生まれた公平で安心できるお金の相談窓口です。新宿駅から徒歩約5分。家計改善のコツがわかる無料セミナーを毎週開催しています。

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