2018/06/08 06:30

明解解説!イタリアがここまでグダグダになった根本理由

「再選挙に突入すれば、反EU・反ユーロで足並みをそろえる両政党がさらに議席数を伸ばす公算が大きく、これに伴って“統一欧州”の枠組みが揺らぎかねない……」。そうした投資家の読みがイタリア国債売りを加速させました。

指標となる10年物国債の利回りは急上昇(価格は下落)。5月下旬には2014年6月以来、約3年11ヵ月ぶりに3%を上回る場面がありました。同国債の急落を受けて世界の主要な株式市場も「同時安」の様相を呈し、日本株相場も5月30日に日経平均株価が前日比339円安と大幅な値下がりを余儀なくされました。

両党は結局、経済相人事の見直しを含む、新たな閣僚名簿を大統領に提出。大統領もこれを受け入れたことで、大学教授だったジュゼッペ・コンテ新首相率いる連立政権が発足。3月の総選挙以来続いていた政治的な空白は解消され、金融市場も落ち着きを取り戻しました。

イタリアでくすぶる2つの“火種”

ただ、これで台風が過ぎ去ったと判断するのは早計でしょう。特に多くの市場関係者が警戒するのは、国が抱える借金の大きさです。

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人を仕切る立場にたちやすい日。でも自分は表に出ないほうが吉...もっと見る >