2018/06/10 11:30

「地獄の沙汰も金次第」の「沙汰」の語源にある経済的話題

沙の語源~水に洗われ小さく砕かれたもの~

まずは沙汰を「沙(さ)」と「汰(た)」のふたつの漢字に分けて、それぞれの語源を探ってみましょう。まずは沙から分析します。

沙は会意文字(意味どうしを組み合わせた漢字)のひとつ。偏(へん)の氵(さんずい)は、もちろん水を意味します。そして旁(つくり)の少は、少ないこと、小さいことを意味します。これを組み合わせた沙は、水に洗われて小さく砕かれたもの、すなわち砂(すな、sand)のことを意味します。例えば七夕(たなばた)の歌に出てくる「きんぎんすなご」(漆工芸の蒔絵に使われる金粉・銀粉のこと)は、漢字で金銀“沙”子または金銀“砂”子と書き表します。

そしてもうひとつ。沙という漢字には砂(sand)以外にも「よなげる」という意味があります。これは、悪いものを捨ててよいものを選り分けるという意味を表しています。ざるに細かいものを入れて、水中でゆする様子から言われるようになりました。この選り分ける意味が、沙汰でも中核的な役割を果たすことになります。

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