2018/06/12 20:00

為替市場を覆う「新興国売り」は一体どこまで続くのか

為替市場を覆う「新興国売り」は一体どこまで続くのか
為替市場を覆う「新興国売り」は一体どこまで続くのか

最近の世界市場における資金の推移を見ると、おおむね「先進国買い、新興国売り」の傾向が強まっています。特に、通貨の面でその傾向が際立っています。

こうした局面は、いつまで続くのでしょうか。通貨安傾向の強まっている国を中心に、それぞれの状況を確認しておきたいと思います。

弱り目に祟り目のアルゼンチン

年初から5月31日までの対米ドル通貨の騰落率を見ると、最も大きく下落したのはアルゼンチンペソです。以下、下落率の大きい順に、トルコリラ、ブラジルレアル、ロシアルーブル、インドルピ―となりました(下図)。

主要通貨のうち、対ドルでの騰落率がプラスになったのは、日本円、タイバーツ、中国元のみ。米ドルの強さが際立っているといってよいでしょう。

年初来の下落率が30%強と、最も下落率の大きかったアルゼンチンペソ。アルゼンチンはもともと景気低迷と財政赤字や対外債務の多さなどの点で、通貨への信認は低い国の1つでしたが、米国金利が3%に達したことを機に、通貨売りに拍車がかかりました。

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