2018/06/19 11:30

「はしかワクチン1回世代」は危険なの?

「はしかワクチン1回世代」は危険なの?
「はしかワクチン1回世代」は危険なの?

今年は、3月末から「麻疹(はしか)」の流行が話題になりました。ここ数年は、「ワクチン1回世代」の感染が多いことから、日本の予防接種対策への関心も高まっているようです。

麻疹は、今や「誰もがかかる病気」ではない

麻疹ウイルスは感染力が強く、免疫を持たない人が感染すると、ほとんどが発症すると言われています。発症後数日で高熱や発疹が現れ、これらの症状は、通常7~10日間でおさまります。

しかし、全身の免疫力が低下するため、肺炎や中耳炎、時には脳炎を合併することがあり、1000人に1人の割合で死亡することがあります。2000年頃の日本においても、1年で20人ほどが亡くなっています 。また、妊娠中にかかると流産や早産を起こす可能性があると言われています 。

一昔前までは、麻疹は、誰もがかかる病気で、一度かかれば二度とかからないことから、子どものうちにかかっておくと安心、等と考えられていました。

しかし、今では、排除すべき深刻な感染症の1つと考えられており、WHO(世界保健機関)が中心となって、各国で予防接種対策が進められています。日本でも、予防接種政策により劇的に患者は減少しています。

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