2017/06/29 12:15

ボディのかっこよさは、靴やランジェリーの選び方で変わる

フィジカルディレクターの平山昌弘さんをゲストに迎えたボディメイク連載「ボディ・コンシェルジュ〜筋肉は最高のファッション!」。筋肉や坐骨の使い方を語った前回に引き続き、vol.2では下着や意識の話がバンバン登場。自分の体を知り、より格好よく服を着るためのメソッドをご紹介します。

巻いたバスタオルが落ちるのは、胸のせいにあらず

清水さん(以下清水) 前回、背中が使えないと、服が決まらないし、表情さえ、自信がないような印象になるというお話がありましたよね。
平山先生(以下平山) そう。土台の骨盤が関係しているんだけれど、そのせいで日本人は背中が使えないし、肋骨の向きすらも違ってきちゃう。西欧人は広背筋をちゃんと使えているんだよ。
清水 日本人は背中が使えないぶん、肩を固めているところがありますよね。その結果、首が埋もれてるような印象になりがちですね。
平山 ランナーを見ているとよくわかるんだけれど、西欧人のアスリートは背中を使えるから腕がストンと下に落ちる。日本人は背中が使えない分、上半身にどうしても力が入るんだよね。一生懸命に腕を振って頑張っているし、首も短く見える。
清水 よくわかります! 以前、海外ブランドの撮影をしたとき、本国から
担当者もいらして、その方が日本人のモデルさんに、「首を伸ばしてね」
と何度も声をかけていたことがありました。
平山 おそらくそのモデルさんは、無意識に背中が丸まって首が埋もれてみえたんだろうね。プロのモデルですらそうなんだから、一般の人はよくよく意識しないと。人類が直立歩行をするようになる歴史は、いわば"背中が使えるようになった歴史"なんだから。
清水 その話をうかがっていて、背中でもう1つ思い出したことがあります。スタイリストという仕事は旬の洋服をコーディネイトするだけでなく、撮影などでモデルに着せつけるところまでが仕事なんです。
平山 コーディネイトも大事だけど、着せ方も大事だよね。大きなファッションショーのときは、必ず外部からスタイリストさんを大勢呼ぶものね。着せ方は大事だよね。
清水 そうなんです。サンプルの服はワンサイズの場合が多いので、モデルさんの体に合わせて、服の後ろを摘んで詰めることが多いのですが、日本人か西欧人かによって、まず、摘まなきゃ!と思う位置が大いに違うんです。
平山 なるほどね。西欧人はウエスト位置を合わせるくらい?
清水 はい。まずウエストからで微調整に入ります。というか、そうしたくなるのですが、日本人は、肩甲骨の間から、まず詰めていきたくなるんです。体が細いから、というだけでは説明がつかないような......。
平山 それも肋骨の向きが関係しているね。体を横から見たとき、背骨がS字カーブになっているというのは有名だよね?
清水 もちろん。筋肉オタクになる前から知っていました(笑
平山 骨盤が前傾している西欧人は、S字のカーブが全体に深くなるから胸も開くんだよね。
清水 ああ、だから細いのに肩甲骨周りをつまむ必要がないんですね。
平山 そして肋骨が立体的になるから、胸の高さも出る。
清水 やっぱり! 決してバストが大きいとは言えないモデルでも、西欧人だと胸のラインがキレイだなと思っていました。前屈みになっても胸がなかなか見えないのですよね。
平山 日本人だと、かがむと胸がべろんと見えちゃうでしょ?(笑)あれは胸郭が薄くて平たいから。立体的なら、多少かがんでも胸が見えたりしないんだよ。体にバスタオルを巻いても落ちちゃうのも、同じ原理。
清水 胸が小さいからタオルが落ちるというのは、勘違いなんですね(笑)。
平山 胸郭が立体的なら、胸のサイズに関係なく巻いたバスタオルは落ちないの。

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