2017/08/04 12:15

福島と東京の空をつなぐ「日本橋ふくしま館 MIDETTE」

「日本橋ふくしま館 MIDETTE」の「ミデッテ」とは、福島の方言で「見てね」「来てみてね」という、お誘いの気持ちを意味する言葉。私はよく、こけし職人さんや郷土菓子店を訪ねたり、歴史ある温泉地の湯につかるため、福島を旅しているのですが、みなさん本当におおらかに温かく出迎えたりもてなしてくださるのが印象的。あんなところがいい、こんなところが好きだと、まるみを帯びた優しい口調で、すぐそばにある透き通った風景、季節の移ろいや地元の味について教えてもらいました

少女時代からの愛読書・高村光太郎さんの『智恵子抄』には、妻・智恵子さんがあどけなく話す故郷・福島の、山や川や空が描かれています。私がじかに触れた木々や湖や人の気持ちも、素朴ながら力強く、静かに輝くような美しさを内包していました。『智恵子抄』の有名な詩「あどけない話」には、「智恵子は東京に空が無いといふ、ほんとの空が見たいといふ。(中略)智恵子は遠くを見ながらいふ。 阿多多羅山の山の上に毎日出てゐる青い空が智恵子のほんとの空だといふ」とありますが、「日本橋ふくしま館 MIDETTE」は、東京の空と福島の空とをつなぐ場所。全国屈指の酒処の銘酒や、フルーツ王国の果物や野菜。ごはんのおとも、おやつ、手みやげにしたい加工食品。さらには伝統工芸まで、福島自慢の特産品がずらりと並んでいます。土湯こけし、起き上がり小法師、赤べこ、三春駒、腰高とらなど、縁起ものの郷土玩具は、一つ一つの表情にも注目を。福島の空の下で作業する、職人さんの顔が浮かんできますよ。

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