2017/11/16 20:30

圧巻の美しさ! 日本最大のモスクへ。東京都・東京ジャーミィ

さて、トルコにやってまいりました! と、言いたいところですが代々木上原にある日本最大のモスク「東京ジャーミィ」に来てみました。

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以前、放送大学の深夜番組で難解なイスラム建築の解説をボーっと見ていたのですが、とてもクオリティの高い現地さながらのモスクが都内にあるという解説が始まりました。こ、これは見てみたい!! と衝撃を受け、実際に行ってみることに。

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突如、代々木上原の街に現れるモスク。通常ミナレットと呼ばれる塔からは礼拝を呼びかける声が流されます。

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入口の扉もとても綺麗な幾何学模様。ガイドの方がとても丁寧に建物の説明をしてくれます。

東京ジャーミィのオスマントルコ様式の建築は外装や内装、家具もほとんどトルコから送られてきたものを使用しているため写真だけを見ると完全にトルコ! 以前ここにあったモスクは金沢の宮大工さんによって作られたそうなのですが50年で雨漏りが始まってしまい、改めてモスク作りの第一人者をトルコから呼び、約100人のトルコ人の手によって今のモスクが建てられたそう。

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モスクの内部は圧巻の美しさ! 中に進むと天井の高さに驚きます。いたるところにアラビア語でメッセージが書かれていて、ひとつひとつにちゃんと意味があります。

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青い絨毯がとても美しい! 赤いラインに合わせ、メッカの方角を向き横一列になって礼拝が行われます。横一列になることは民族の違い、貧富の差を超え人間は「平等」であるということを意味している。

「東アジアで最も美しいモスク」との呼び声もあるこの東京ジャーミィ。礼拝の後は皆知らない相手でも笑顔で握手し、抱き合い、今こうして幸せに生きていることに感謝し合います。私はあまり宗教に詳しくないのですが、イスラム文化に対する考え方が大きく変わりました。仏教には「女人禁制」という言葉が古くからあります。今現在でも入ることが許されない寺院や霊場もありますが、この東京ジャーミィでは女性も別のフロアでお祈りができるなど配慮がされていました。

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女性専用の礼拝フロア。美しいステンドグラスなど上から内部が見渡せます。偶像崇拝が禁止されているイスラム教の礼拝堂では、アラビア文字の書道(カリグラフィ)や、植物をモチーフとした紋様(アラベスク)などの幾何学紋様が多用されています。

東京ジャーミィでは土日に日本語ガイドが建物とイスラム教についてお話をしてくれます。お祈りの様子も静かに見学することができます。日本にいることをすっかり忘れるほどの時間でした。

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トルコグッズも販売しています。

さて、無宗教人口の多い日本では皆、何に感謝して日々生活をしているのでしょう。家族がいること、仕事があること、食べ物があること、これらはもちろん幸せなことで感謝すべきこと。私自身よく旅にでますが、自分探しの答えは旅先ではなく自分の中にあるのではないか、と考えています。旅先で新しい価値観や文化を知るたびに、自らの大事なものを再確認することができるのです。ここ、東京ジャーミィもそんな場所でした。

[東京ジャーミィ]

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