2017/11/23 10:30

贈り物のプロに聞く、ギフト選びのコツとは?<前編>

ホリデーシーズンまであと少し、ドキドキしながら贈り物を選ぶことが増える季節になりました。大切な人へのプレゼントほど、「これで正解?」「喜んでもらえるかな」と不安になるもの。そこで、ギフトコンシェルジュの裏地桂子さんに、大人が身につけたいギフト選びのコツを取材しました。

女性が喜ぶのは自分が使えるものか、自慢できるもの

個人や企業にむけて贈り物の提案をするギフトコンシェルジュとして、贈り物のすばらしさや喜びを伝えている裏地さん。「贈り物に正解はない」としながらも、自身の長い経験から編み出した「鉄板ギフト」があると語ります。

「贈り物で失敗したくないなら、基本的には『消えモノ』がいいと思います。女性に喜ばれるのは、圧倒的に化粧品などの美容系ギフト。自分では買わないけれどもらったら嬉しい、高級ハンドクリームやパックは定番です。上陸したてのニューブランドのリップやグロスもおすすめ。自分で買うコスメは定番を選びがちなので、実用品なのに心が浮き立つプレゼントになります」(裏地さん)

裏地さんご自身も、母親に思い切って高い美容液をプレゼントしたら、「自分で買うとちまちま使っちゃうけど、プレゼントだからと贅沢に使っていたら、すごく肌の調子が良くなった」と喜んでもらえたのだとか。

「女性が好きなものは、自分で使えるものか、人に見せびらかせるものか、そのどちらかだと思うんです。

ですから、ポーチやコスメもお相手のイニシャルや、刻印を入れてあげると『私のために選んでくれた』と感激されます。エスティローダーやジョーマローンは刻印サービスがありますから、ぜひ利用してみてください」(裏地さん)

美容系ギフトは、友達にも職場の先輩にも喜んでもらえる汎用性の高いプレゼントになります。肌が弱い人には顔に使うものよりも、手やボディに使うコスメがおすすめです。

お酒選びは「シャンパン」一択

悩みがちな男性への贈り物は、お酒好きならシャンパンにしておけば間違いない、と裏地さん。

「ワインは難しいですね。ボルドーが好きな人もいればブルゴーニュが好きな人もいるし、年代によっても好みが分かれます。日本酒はちょっぴり華やかさに欠けるのと、値段がわかりにくいのが難点。ある程度きちんとした場面でのギフトは、お返しのこともあるので値段が分かりやすいものの方がいいんです。シャンパンだったら、ドンペリならこれくらい、ヴーヴ・クリコならこれくらいと分かりやすく、相手にも負担になりません」(裏地さん)

ひと目で華やぎが伝わるシャンパンは、日持ちもするし、自分で飲まなくても人に差し上げたり、パーティに持参することもできます。お酒を飲まない人は例外として、かなりの鉄板アイテムと言えそう。

「もし花を贈るなら、後始末が大変な花束は避けて、フラワーアレンジメントを贈ります。私の定番は、ニコライバーグマンのフレッシュフラワーボックス。箱入りなのでかさばらないし、そのまま飾れるので面倒がありません。ニコライバーグマンは黒のシックな紙バッグに入れてくれるので、男性が持ち帰るときも恥ずかしくないのが重要なポイント。また、ドライフラワーではなく、生花のほうがプレゼントむきです」(裏地さん)

フルーツは高級なものを少しだけ

これから機会が増えるパーティへの手土産も、ぜひ選び方のコツをうかがいたいところ。裏地さんご自身は、シャンパン、旬のフルーツ、ニコライバーグマンのフラワーボックスを定番にしているそう。

フルーツは詰め合わせではなく、シャインマスカットひと房とか、桐箱入りのイチゴとか、なるべくお相手を煩わせないものをお持ちします。イチゴのように、大人から子どもまで嫌いな人が少ないフルーツがいいでしょう。これもコスメと同じで、たくさんのフルーツを詰め合わせるよりも、ふだん買わない高級フルーツを少し、というほうが洒落ています」(裏地さん)

とくに花束を贈りたいというシーンなら、好きな色味で選べる「レ・ミルフォイユ」は店舗数も多くおすすめと裏地さん。なにかと難しい花選びは、裏地さんを見習ってお気に入りの店を決めておくと、いざというときに慌てなくて済みそうです。

「京都の『みたて』のお花を贈ることもありますが、これはかなり通好み。『万人受け』すること、それがプレゼントには大事です。消えモノや食べ物は、そういう意味でも贈り物に適していると思います」(裏地さん)

ギフトコンシェルジュの裏地桂子さんに聞く、大人のギフト選びのコツ。後編では男女別のクリスマスプレゼントの選び方や、「ここをこうすればもっとよくなるのに!」という贈り物の残念ポイントなどをうかがっていきます。

GIFT_PRO.jpgお話を伺った人:裏地桂子さん

ギフトコンシュルジュ、クリエイティブコーディネーターとして、雑誌や企画展などの商品セレクションをはじめ、ショップのプロデュースや商品企画、商品開発などを手がける。食通、きもの好き、京都好きとしても知られ、2012年より、京都、東京にて、個別指導の「草月流師範・裏地桂子のいけばな教室」を主宰。著書に『ごきげん力 8つの育て方』(ワニ・プラス)、『最上級のプチプラギフト100』(光文社)他、多数。

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