15歳で直面した内面から出る「美しさ」の追求と表現〜元新体操選手・畠山愛理

SPORTSカテゴリーでは、「元アスリートの意識改革」をお届けします。結果を出してきたアスリートが、現役時代を振り返り意識が変わったターニングポイントは何だったのか? 引退したいま、その意識はどう変化したのか。
vol.7でお話を伺うのはオリンピック日本代表としても活躍した元新体操の畠山愛理さん。いわゆる「エリート」ではなかったと謙遜する彼女ですが、中学生の頃から日本代表入りした背景には、数々の試練があったそうです。その時どう乗り越え、どのように意識が変わったのでしょうか。
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畠山愛理の言葉「新体操は表現をする上で、技術だけではなく、感性を磨くことも大切だと学びました。引退したいまも、自然に“美しさ”をイメージしながら取り組んでいます」
内面の美しさを表現しなさい!

――新体操は6歳から始められたと聞きました。2016年のリオ五輪後に引退するまで、いくつものターニングポイントがあったのではないかと思います。