2018/05/07 20:00

うつ病の症状が睡眠不足で軽くなると、アメリカで発表

まさかと思われるかも知れませんが、ペンシルべニア大学の研究グループは、睡眠時間を削ることでうつの症状を軽くできると報告しました。しかも半分も。

専門家の指導と管理の結果、抗うつ薬のような効果も

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米国の精神医学の雑誌で発表されたのですが、世界の66の研究を分析した結果です。うつ病と気分についてさまざまな基準から症状の改善を調べたものや、症状が軽くなった人の割合を調べたものを調べたのです。

1日3時間睡眠(20〜21時間は起きていて、残りの3〜4時間で眠る)の人と、まったく眠らない人(36時間連続して目がさめている)のうつの症状が、同じくらい軽くなったと判明。薬物療法でうつ病を治そうとすると、症状の改善までにかなりの時間がかかるのですが、あえて睡眠不足になるというアプローチによりわずか1日でそれと同じくらいの効果がかなえられました。

もっとも、ブルーな気分だといってやみくもに眠らないのは安易。研究は、きちんと管理されたなかで、入院したうえで行われたもの。無理に目を閉じないでいるとうつ病の症状はかえって悪化することも考えられます。不眠症の人については、正常に眠れる人より不安症とうつ病の両方になりやすくなるという研究もあります。

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