2018/03/31 06:20

辛味は脳内で“痛み”と認識されている? 辛い物が得意な人や好きな人は何が違う?

 食べ物の「辛味」に関して先日、SNS上などで話題になりました。辛い物を食べた時、人の脳内では「辛さ=痛み」と認識され、その痛みを緩和させるための物質が分泌されるといいます。これについて「辛い物が好きな人の脳内はどうなってるの」「ワサビのツーンとした辛さも痛みなのかな」などさまざまな声が上がっていますが、辛い物を食べた時の反応や辛い物が好き(得意)な人の特徴とはどのようなものでしょうか。オトナンサー編集部では、一般社団法人日本味覚協会の水野考貴さんに聞きました。

■エンドルフィンとドーパミン

Q.辛味はどのようなメカニズムで感じるものなのでしょうか。

水野さん「まず、辛味は大きく2種類に分けることができます。トウガラシやコショウなどの『ホット系』と、ワサビやカラシなどの『シャープ系』です。一般的に、辛味以外の味覚(甘味・塩味・酸味・苦味・うま味)は、味蕾(みらい)と呼ばれる細胞の集合体によって感知されますが、ホット系の辛味は熱刺激受容体、シャープ系の辛味は冷刺激受容体という、別の受容体がそれぞれ感知するのです。このように、感知する受容体が異なるため、辛味は味覚ではなく痛覚の一種であると言われています」

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