2017/09/06 11:06

アプリで調剤薬局での渋滞解消? 進むか「お薬手帳」電子化

【薬局が並ぶビルのワンフロア=東京都港区で】
【薬局が並ぶビルのワンフロア=東京都港区で】

 「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの柳井会長が、2020年の会社の売上高目標を従来より2兆円引き下げたそうだ。日経新聞の見出し(17年7月5日付)には「敵は非衣料 アマゾンも」の文字が躍っている。

 同記事の中で柳井氏は「グローバル化とデジタル化が進んだ時代。どこからどんな相手が出てくるか分からない」と語っている。クリック一つで翌日に商品が届く世界。その裏で“クロネコ”さんが悲鳴を上げていたことは承知の通り。

 インターネットやデジタル化の普及で異業種参入の垣根は従来より低くなったし、対面サービスの分野でもその波は押し寄せている。対面サービスの塊みたいな医療分野も例外ではない。タブレット端末を通じて医師が遠くの患者を診る「遠隔診療」などが典型的だ。

 薬の分野でも同様だ。厚生労働省は、紙の「お薬手帳」のほか、デジタル化した「電子お薬手帳」も認め、その普及を促進している。

 病院で処方箋を書いてもらい、調剤目的で薬局を訪れる際、「お薬手帳」をうっかり忘れてしまう人は案外多い。厚労省の「患者のための薬局ビジョン」(15年10月23日付)で紹介された調査によると、お薬手帳を「必ず持参する」人はおよそ3割余り。「大体持参する」人を合わせても「持参派」は全体の半分にとどまっている。お薬手帳で服薬情報の一元化と継続的把握を促し、無駄な服薬、残薬を減らし、医療保険財政の適正化を目指す厚労省にとっては頭の痛い問題だ。

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