2017/10/23 11:43

頑張っても将来は良くならない!? 働く若者の意識は悲観的

フレッシュマン研修イメージ
フレッシュマン研修イメージ

 人手不足の深刻化もあって、大学生の就活戦線は“売り手市場”だ。しかしながら、社会に出て働いている若者は、将来を不安に思っている人が多いことが、NPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)が全国の20歳~34歳の就業者1,200人を対象に実施した「働く若者のくらしとお金に関する調査」で明らかになった。

 はじめに、現在の就業形態を聞いたところ、「正規社員・職員」は58.8%、「契約・派遣」は8.8%、「バイト・パート」は25.6%。働く若者のおよそ3人に1人が、契約・派遣やアルバイトなどの、いわゆる非正規雇用となっている。「役員(経営者・理事・監事など)」(0.7%)や「事業主(自営業・個人事業主など)」(3.1%)など“青年実業家”ともいえる“雇われない働き方”をしている人は1割に満たなかった。

 次に、配偶者と子どもの有無、子どもの成長段階から分類した“ライフステージ”を確認すると、全回答者(1,200人)のうち、「独身期」(=配偶者・子ども共にいない層)は77.8%、「夫婦期」(=配偶者はいるが、子どもがいない層)は7.4%、「子育て期」(=18歳未満の子どもがいる層)は14.8%、「子どもの自立期」(=18歳以上の子どもがいる層)は0.1%。8割近くを独身者が占めている。


働く若者のライフステージ分類

 「今のくらし」に満足しているか、不満があるか聞いたところ、満足層(「満足している」+「どちらかと言えば満足している」の合計、以下同様)が54.9%、不満層(「不満がある」+「どちらかと言えば不満がある」の合計、以下同様)が45.1%。一方、「将来のくらし」に安心しているか、不安があるか聞いたところ、安心層(「安心している」+「どちらかと言えば安心している」の合計、以下同様)が30.3%、不安層(「不安がある」+「どちらかと言えば不安がある」の合計、以下同様)が69.7%、およそ7割の人が将来はバラ色ではないと思っている様子だ。


くらしについての意識

 仕事に関して、「収入額」や「ワーク・ライフ・バランス」に満足しているか、「収入・雇用の安定」に安心しているかとの質問には「収入額」では不満層が65.1%、「ワーク・ライフ・バランス」では不満層が52.4%、「収入・雇用の安定」では不安層が57.4%という結果に。では、努力すれば報われると思っているかといえば、「年々昇給する見込み・実感がない」、「成果を出しても昇給しない」がともに約6割半、「今の職業はこの先なくなるかも」と「失敗したら再チャレンジは難しい」が約5割半と、“ジャパニーズ・ドリーム”など遠い話と感じている人が多い。「今は苦しくても頑張れば、将来の暮らしが安定する」と思っている人、思っていない人が半々に分かれた。

 そんな中、どれだけ頑張っているのか。回答者のうち、被雇用者(1,118人)に絞って、ひと月あたりの時間外労働時間(残業や休日出勤)を聞くと、時間外はゼロの人が18.8%と2割近くいる一方、40時間超の人も14.6%いる。全体の平均時間は17.9時間だった。


時間外労働時間と家事時間

 さて、多くの働く若者が、将来に対する不安を抱いていることが分かったが、それでは結婚や出産、マイホームの購入といった、人生の節目となる出来事“ライフイベント”についての意識はどうなのか? 「幸せな生活」のイメージを聞くと、高収入よりも安定した収入、待遇の良い職場よりも好きな仕事をそれぞれ選ぶ傾向があるようだ。また、仕事の充実よりも自由な時間と余暇、社会的な評価よりも親しい人との交流、とプライベート重視となっている。


働くことについての意識


働き方改革として望む変化・改革


平日の寄り道頻度


上司・先輩との関係/ついていきたい上司


仕事人・家庭人・趣味人のイメージ


幸せな生活のイメージ


将来の夢・目標と、その見通し


働く若者のライフステージ分類


働く若者の住まいのステージ分類


仕事についての意識


将来への備えについての状況・意識


現在の預貯金額


確定拠出年金・投資への拠出額


お金に関する知識


お金の管理の習慣


最近、最も奮発したこと


フィンテック関連サービスの利用状況・意向


FP相談サービスの利用状況・意向

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