2017/12/06 14:33

【スピリチュアル・ビートルズ】試練の80年代末に神に祈ったポール 「オール・マイ・トライアルズ」

【スピリチュアル・ビートルズ】試練の80年代末に神に祈ったポール 「オール・マイ・トライアルズ」
【スピリチュアル・ビートルズ】試練の80年代末に神に祈ったポール 「オール・マイ・トライアルズ」

 ポール・マッカートニーは1980年代末になって約13年ぶりとなる世界ツアーに乗り出し、お蔵入りしていたビートルズ・ナンバーの数々を解禁した。89年10月27日にイタリア北部ミラノでライブ収録された「オール・マイ・トライアルズ」という歌は、ポールにとって80年代が苦難の連続であったことを踏まえて「主よ、もう試練には遭わせないでください」という彼の神への祈りだったのだと思う。

 90年発売のCDシングルに収録されている「オール・マイ・トライアルズ」という作品は聖書から出た宗教的な比喩から通常、霊歌に分類されるスタンダードである。


『オール・マイ・トライアルズ/ポール・マッカートニー』

 「ヨルダン川は冷たく凍てつき、肉体を冷やすけれど、魂が冷えることはない」(The River of Jordan is chilly and cold, chills the body, but not the soul)という歌詞は、キリスト教徒にとってヨルダン川を渡ることは死を意味し、新約聖書のマタイによる福音書の「体を殺しても、魂を殺すことのできない者どもを恐れるな」というイエス・キリストの教えを示している。そして、「主よ、私のもろもろの苦難(試練)もじきに終わることでしょう」(All my trials, Lord, soon be over)とポールは祈るように歌ったのだ。

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