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2019/09/29 07:00

「猫に小判」だけではない猫に関することわざ、240語超存在

「これだけ数が多い理由は、昔から猫が庶民にとってなじみのある動物だったからといえます。ことわざが広がるには“共感”がポイントとなります。飼い主たちの共感を得てきたからこそ、語り継がれたと推測できます」 

◆漢文やイソップ童話から誕生したことわざも!

 猫に関することわざは、猫の行動や特徴をよく捉えたものが多い。例えば「猫に小判」は、小判の値打ちがわからない猫に小判を与えたところで関心を持たない、つまり、価値がわからない人にはなんの役にも立たないという意味。江戸時代後期に上方いろはかるたに採用されたことで一気に広まった。ほかにも、いくつか紹介してみよう。

■窮鼠猫を噛む

 追い詰められて逃げ場がなくなったネズミは、天敵の猫にもかみつく。このことから、弱者も絶体絶命になったら反撃するという意味で使われる。

「これは、中国前漢時代の塩や鉄の専売制についての論議をまとめた『塩鉄論』の中に記された『窮鼠狸を噛む』がもととなっています。ここでは “狸”となっていますが、タヌキではなく、ヤマネコなど野生の猫を表しています」

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