2017/05/21 11:00

「日本の中華は記憶の中の懐かしさも味わえる」と中尾彬

日本の中華は独自の発展を遂げた(写真:JUN TAKAGI)
日本の中華は独自の発展を遂げた(写真:JUN TAKAGI)

 中国から入ってきて日本に浸透した文化のひとつに「食」が挙げられる。以来、独自の発展を遂げた「日本の中華料理」が持つ、本場の中華にない魅力を、芸能界きっての食通である中尾彬氏に聞いた。

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 日本で食する中華料理の最大のアドバンテージは「記憶」だと思います。私は戦後の貧しい時期に千葉の木更津で育ちました。実家の目の前に海が広がり、海産物が豊富にとれるので食卓は海の幸ばかりで、カレーにまでアサリが入っていました。

(妻の池波)志乃は「あら、シーフードカレーいいじゃない」と無邪気に言うけど(苦笑)、子供心には魚がイヤで仕方なく、どうしても肉が食べたくて夜中に親父が持ち帰る折詰が待ち遠しかった。長男だから先に食べる権利があったんです。

 そんな世代にとって、街の中華屋で食べる料理はごちそうでした。チャイニーズレストランなどない時代に街の中華屋で「支那そば」を食べて“メンマとはこんなにおいしいものなのか”と感動しました。

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