2017/05/26 07:00

鳥の声マネ 言葉を教える時は1対1、ご褒美は不要

オスの鳥の方がおしゃべり上手
オスの鳥の方がおしゃべり上手

 犬や猫と同様、ペットとして愛されているのがインコやオウムなどの鳥だ。そんな鳥を愛する鳥取県の主婦から、お悩みが届いた。

「わが家では、セキセイインコとの“おしゃべり”が日課となっていますが、まだ、簡単な言葉しか話せません。上手な言葉の覚えさせ方を教えてください」(鳥取県・ゆらら・45才・主婦)

 そこで、うさぎやフェレット、鳥や爬虫類などを専門とする、みわエキゾチック動物病院院長・三輪恭嗣さんが、鳥の生態について解説する。

 * * *
 インコやオウムは、人間の言葉を発したり、口笛や目覚まし時計の音をマネするなど、“おしゃべり”が得意です。

 しかしこれは、人間のように脳で考えて言葉を発声しているのではなく、肺の上の鳴管(めいかん)という器官を震わせ、音をマネしているにすぎません。つまり、“おしゃべり”は“鳴き声”なんです。

◆メスよりもオスの方がおしゃべり上手

 では、なぜオウムやインコは、人の言葉をマネするのか。それは、鳥の習性が関係しています。鳥の中には、フクロウのように単独で生活する鳥と、インコやオウムのように群れやつがいで生活する鳥がいます。後者は、相手とコミュニケーションをとる手段として、鳴き声で呼び合います。つまり、インコやオウムは、人間(飼い主)を群れの仲間やつがいとみて、好きな相手とコミュニケーションをとろうと、人間の言葉を“話す”のです。

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