2017/06/15 07:00

豆富料理の名店「笹乃雪」 宮様も賞したあんかけ豆富秘話

創業326年、笹乃雪の「朝顔御膳」
創業326年、笹乃雪の「朝顔御膳」

 東京・台東区の根岸で320年以上続く豆富料理「笹乃雪」。「80年ほど前、9代目の当主が、料理に“腐る”はふさわしくないと“富む” の字を用いるようになった」と、11代目当主の奥村喜一郎氏。初代の当主は、宮様(111代後西天皇の第6皇子・公弁法親王)のお供をして京から江戸に移り、初めて「絹ごし豆富」を作った。今も当時の製法を引き継ぎ、井戸水と天然にがりを使用する。

「笹乃雪」の店名は、「笹の上に積もりし雪の如き美しさよ」と宮様が賞したことに由来。「今後は2碗ずつ持ってくるように」と申しつけたという名物「あんかけ豆富」は、2碗セットで供される。

 赤穂浪士も口にしたという豆富。一番人気の「朝顔御膳」(2800円)は、生盛膾(いけもりなます)の白酢あえ、あんかけ豆富(2碗)、胡麻豆富、絹揚げ、蒸し物、冷奴、豆富茶漬け、豆富アイスの8品。1階のテーブル席では中庭を眺めながら豆富料理を味わうことができ、店内には根岸ゆかりの文人墨客の貴重な書画が展示されている。

今日の運勢

おひつじ座

全体運

好奇心のままに動きまわろう。興味のある所に顔を出すと、ワク...もっと見る >