2017/06/23 16:00

アトピー治療のステロイド副作用リスクを減らす療法の実力

アトピー性皮膚炎の最新療法を解説
アトピー性皮膚炎の最新療法を解説

 アトピー性皮膚炎というのは、乳幼児で発症する外因性アトピーと成人になってから発症することの多い内因性アトピーがある。外因性アトピーは、アレルギーと関係ある免疫物質のIgE抗体を作りやすい体質の乳幼児が、ハウスダストやダニ、食物などに触れることで発症するが、中高生になると治ってしまう場合もある。

 成人の内因性アトピーは、歯科貴金属などが原因で発症し、症状は比較的軽く、女性患者がやや多い。他にも近年、皮膚の角質層にあるフィラグリンというタンパクの遺伝子変異で、アトピーを発症する例も国内で10~27%いると報告されている。

 慶應義塾大学医学部付属病院皮膚科の海老原全准教授に話を聞いた。

「アトピー性皮膚炎の原因は、体質や環境、食生活など患者さん個人で違います。治療に際し、患者さんご自身に症状が悪化する原因を自覚していただくことも大切です。治療は、保湿剤を基本にしたスキンケア指導とステロイド剤や免疫抑制剤タクロリムスなど、抗炎症作用がある外用薬の塗布などで行ないます」

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