2017/07/01 16:00

男性更年期に3回のピーク 42歳、50歳、60~65歳前後

男性にも更年期はやってくる
男性にも更年期はやってくる

「なんとなくやる気が起きない」「すぐにイライラする」「寝ても疲れが取れない」「朝の様子が違う」……そんな悩みや不調を感じても「年だからしょうがない」と自分を納得させているシニア男性は少なくない。だが、それらの原因は「男性更年期障害」かもしれない。

「日本人男性のうち約600万人が潜在的に更年期障害になっていると考えられます」

 そう話すのは、医療法人翠奏会・脇坂クリニック大阪の脇坂長興院長である。

「女性の場合、平均約50歳で迎える閉経に向けて、40代後半から急激に女性ホルモンの量が減る。なので更年期障害はこの時期に集中します。

 一方、男性は特定の時期にホルモン量が減るわけではないので、症状が出るタイミングに個人差が大きい。40~60代に多いと思われますが、70代、80代の方もいる。そのため更年期障害と認識されず、見落とされていることが多いのです」

 代表的な男性ホルモンであるテストステロンは精巣(睾丸)で作られ、性欲を高める、筋肉や骨格をつくる、活力を増すなどの働きをする。しかし分泌量は20代をピークに徐々に減り、重度のストレスがかかるとさらに低下する。その影響で男性更年期障害が引き起こされる。

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