2017/07/09 07:00

「こうの」と「かわの」他、読み方でわかる名字のルーツ

「河野」は2つの読み方が拮抗している
「河野」は2つの読み方が拮抗している

 近著『名字でわかる あなたのルーツ』が話題となっている姓氏研究家・森岡浩氏によれば、名字の「読み方」で先祖の出身地がわかるという。同書で解説されている「読み方の地域性」の一部を紹介する。

【2つの読みが拮抗する「河野」】
「河野」のルーツは愛媛県にある。ここで栄えた越智氏という古代豪族の諸流を中世に統一したのが「河野」で、鎌倉時代に勢力を拡大した。

 その愛媛県では河野は「こうの」と読み、瀬戸内海を挟んだ広島県でも「こうの」が主流。ところが、少し離れた徳島県や宮崎県では圧倒的に「かわの」。そして、関西より東の都道府県では、茨城県を除いて「こうの」が多い。

 つまり、ルーツの愛媛県では「こうの」だが、周縁では「かわの」に変化し、これがより遠い地域になると「こうの」に戻っている。全国では「こうの」が53%で「かわの」が47%と拮抗している。

【東西で分かれる「東」】
 この名字には「あずま」「ひがし」「とう」という読み方がある。ほとんどは「あずま」か「ひがし」だが、この2つはともに多く、全国では57%が「ひがし」で、43%が「あずま」となっている。

今日の運勢

おひつじ座

全体運

反抗心が強くなりそう。その気持ちを自分のオリジナルなやり方...もっと見る >